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映画「ハリー・ポッター」シリーズでロン役のルパート・グリントが天才少年役で出演している。
ルパート君はなかなか良い味をもっているとは思っているのだが、
…が、あまりのバカバカしいストーリーに自分のお財布を痛めて迄(つまり映画館に行くとかDVDを買うとか借りるとか)見ようとはしなかった。
そんなわけでシネフィル・イマジカで放映したのを機に見てみた。


やっぱりバカバカしいストーリーに絶句。
ナンセンスの連続。
でも、子供の目から見たら案外世の中ってこんな感じなのかもしれない。
…というか、昔は子供だった自分はそんな風に思った。
だから、ナンセンス、といっても、パロディ系お笑いナンセンス映画とは一味違う。
しかし、いったい時代設定はいつなのだろう。
1960年代を意識しているのは明らか。
でも、現代風のハイテクもあり。
いや、ナンセンスだから滅茶苦茶なのだ。
だが、1960年代風のテイストにしたのは意図的なのだろう。
だいたい、ロケットがスペースシャトル風というよりアポロ風だ。


バカバカしくナンセンスで滅茶苦茶なのだが、メッセージあり。
あまりにわかりやすく今更なメッセージではあるが、ちょっと感動的なフレーバーになっている。
こんな映画、大真面目に作っちゃって…。
まぁでも2度も3度も見たい映画ではないな…。

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ぼやぼやしているとファーストランが終わってしまう。
前売り券を買ってあったのであわてて観に行った。
どうせ観るならできるだけ大きいスクリーンがいい。
しかし、なかなかスケジュールがうまく合わない... とホッと出来た空き時間を利用してうまく観ることができた。
が、突然できた空き時間。
ギリギリに飛び込めば前の方しか空いていない。
しかも一番端になってしまった。
これってわざわざ大きいスクリーンの映画館を選んだ意味ないかも、というような席。
まぁ仕方が無い。


やっぱり、最初のジャーンはいいねぇ。
ワクワクする。


さて、肝心の中身。
耳に入ってくる口コミ的な噂はなかなか良かったのだが…、やっぱりいまいちじゃないか?
ストーリーの肉付けに必死だったEpisode I、どうしてもつなぎ的印象をぬぐえないEpisod II...
そして今回は、はしょってはしょってEpisode IVに繋げました、という印象。
アナキンの心の動きをもっともっと丁寧に追って欲しかったように思う。


ほとんどの人は結果がわかって観るのだから、そういう意味ではうまく繋がってはいる。
いくつかな疑問な点もうまく解決されている、と思う。
なんやかや言って、旧三部作が好きだから。

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映画の感想を書くなんて久しぶり。
積ん読状態のDVDの山からようやく一つ取り出してきた。




ミュージカル「My Fair Lady」の原作、バーナード・ショーの戯曲の映画化。
これはミュージカルではないので歌ったり踊ったりというシーンはないのだが、台詞やセットの雰囲気などびっくりするくらい映画「My Fair Lady」と一緒。
…ということは、原作は読んでいないのでわからないが、いずれも原作の戯曲に忠実ということか…。
ラストをハッピー・エンドに変えてしまったのは、この映画から。
有名な台詞「室内履き(スリッパ)をとってくれ」が同じだから、この映画をふまえたうえでミュージカルを作ったということか…。


1938年のイギリス映画というと、ヴィヴィアン・リー出演のものを数本観ている。
そこでは「My Fair Lady」のヒギンズ教授役のレックス・ハリソンと共演しているものがある。
「ピグマリオン」でヒギンズ教授役のレスリー・ハワードはこの翌年「風と共に去りぬ」でヴィヴィアン・リーと共演。
「ピグマリオン」でイライザ役の女優さんは舞台女優さんらしい。
愛嬌のあるチャーミングな女優さんだが、My Fair Lady でのオードリー・ヘップバーンの変身ぶりが強烈な印象なだけに、やはりパーティーのシーンではもっと徹底的に美しく変身させて欲しかったように思う。


ミュージカル映画版と比べて、歌と踊りがなくなったサブセットという印象。
それだけにミュージカル版の方を観れば充分という気がしなくもない。
しかし「風と共に去りぬ」のアシュレイ役とはまったく違ったレスリー・ハワードの演技ぶりを観るのも悪くない。
終盤の、イライザとヒギンズ教授の口論の台詞の応酬は演技として見応えがある。

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映画を観るのは久しぶり〜。
テレビでだけど。


キーファー・サザーランドにチャーリー・シーン、ルー・ダイアモンド・フィリップスが出ているとなれば観るしかないだろう。
内容は、ビリー・ザ・キッドの無名時代の話だという。
ビリー・ザ・キッドの名前は知っているが、どういう人物だったか意外に知らなかったりする。
ストーリーとしてはふぅ〜んという感じ。
なんとなく「明日に向かって撃て」を連想させる。
しかし登場人物が多いせいか、個々の人物の印象はやや薄くなる。
それはビリー・ザ・キッドですらそう思う。
その分軽いノリで観られるのかもしれない。


「明日に向かって撃て」も「俺たちに明日はない」も悲劇で幕を閉じた。
この話もラストは追いつめられるので、もしや、と思ったら、主人公たちは見事敵の包囲を突破する。
その突破していく様は爽快だ。
…といっても、結局ビリー・ザ・キッドってただの無法者だ。
正義を通した悪人、という印象はない。


オープニングはカッコ良く作ってある。
雰囲気というかイメージというかそんなところで観る映画で深く考えてはいけないのだろう。


ところで、キーファー・サザーランドの役って何気に「三銃士」と役所とかぶるなぁ、と思った。
中国娘がもう少し可愛ければ…。
欧米人が魅力的に感じるチャイナ娘ってああいう顔なのだろうか。

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原題は「Four Weddings And A Funeral」つまり「4つの結婚式と1つのお葬式」なのに邦題は「フォー・ウェディング」。
邦題だけみるとただのラブ・ストーリーかと思ってしまうが、「4つの結婚式と1つのお葬式」というと人生の縮図が詰まっている。
とはいえ、結婚式の日だけで登場人物の心情を綴っていくのは少々無理がある。
ヒュー・グラント演じる主人公チャールズのダメダメっぷりを楽しむにはいい。
が、省略されている部分の心情に飛躍は気になる。


結局、ダメになってしまったけれど、なぜチャールズは結婚式を挙げるまで決心したのか。
それにしても、あの場で赤っ恥をかかされた新婦は可哀想すぎる。
そういう話は他にもあるけれど、もっとコメディタッチだったり、そういう仕打ちを受けてもしょうがないと思わせるような花嫁であれば、観ている方は気楽だ。


しかし、最初に結婚したカップルが最後の結婚式では子連れで参列していたり、というような小技が効いているのは楽しめる。
そして、スコットランド風やイギリス・カントリー風(って言っていいのかどうかわからないが)など様々なスタイルの結婚式が楽しめるのが面白い。

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見終わって、「だから何よ」という感じ。
要点を押さえつつ、たんたんと母と娘を追っていく。
娘の若すぎる死で、お涙頂戴して物語は幕を閉じる。
物語を収束させるためにとってつけたようなドラマティックな演出なのがちょっと嫌。
もちろん、そこまで追い込まれないと描けないものはあるのだろうが…。
もっと、たんたんと、これからも母と娘の関係が続くような終わり方はできなかったのだろうか。
シャーリー・マクレーンが演じるからああいう母親になったのだか、ああいう母親を演出したいからシャーリー・マクレーンを起用したのか、いずれにせよ彼女の演技が光る。
しかし彼女の独壇場ではなく、娘演じるデボラ・ウィンガーも隣人を演じるジャック・ニコルソンも良い味を出しているのだ。
「だから何よ」と思いつつ、やはり役者の演技力は魅せるものがある。


マグノリアの花たち」を思い出してしまった。
この映画にもシャーリー・マクレーンが、ちょっと癖のある役で出演している。
こういうちょっと癖のある役をやらせたらピカ一ということか。
しかし、ちょっと癖があるだけに、演技力に魅せられても役柄に共感するわけではない。
その彼女が物語の中心にいる。
だから「だから何よ」と思ってしまうのだろう。


余談になるが、娘エマの浮気相手のサムのジョン・リスゴー…どうしても悪役に見えてしまって仕方がなかった…。
サンタクロース」とか「シュレック」とか…そんなイメージで(苦笑)。

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日本での劇場公開は1980年。
映画館では観ていない。
評判が良かった映画なので、ゴールデンな時間帯でテレビ放映され、その時に観た…といっても随分前のことである。
ほとんど内容は忘れていた。


最初に観た時は、「主婦」を失った父子家庭のドタバタぶりが面白い、くらいにしか思わなかった。
改めて観ると、シリアスな部分を非常にクールに丁寧に描いていることに気付いた。
それがこの映画の高評価につながったのだろう。
今となってはそれほど斬新なテーマを扱っているとは思えないが、当時としては、離婚を真っ正面から真面目に扱った映画というだけで珍しかったと記憶している。


メリル・ストリープが演じるジョアンナが、子供を置いて家を出るほど追いつめられる心理、というのは「めぐりあう時間たち」のローラ・ブラウンの心理とほぼ同じだろう。
ローラ・ブラウンは自殺を試みるが思い直して家を出る。
しかし子供を取り返しに戻ることはない。
ジョアンナは、自殺を考えたかどうかはわからないが、家を出た後、子供を取り返しに戻ってくる。
これは時代の違いだろう。
「めぐりあう時間たち」にはメリル・ストリープも出演している。
この頃になってしまうと貫禄たっぷりで、実力はあるのだろうがメリル・ストリープ本人のアクがにじみ出ているようで、私はちょっぴり苦手である。
この「クレイマー、クレイマー」くらいの、主役に一歩譲った感じの地味な感じの方が好感が持てる。


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