発売日前から「おいでよ どうぶつの森」のパクリとさんざん噂になっていたゲーム。
ですが、私の第一印象は、「どうぶつの森」よりもむしろ「ハリー・ポッター」のパクリじゃないか?
だって魔法学校に入学ですよ。
寮に入るんですよ。
授業があるんですよ。
お買い物できる町もあるんですよ。
で、発売日とは言わないけれど発売日早々入手してしまった(爆)。
2週間強遊んだ印象は…
「どうぶつの森」と「ハリー・ポッター」のミックス。
「ハリー・ポッター」のゲームは、ストーリーに沿ってイベント・クリアしながら段階的に進行していくものだ。
謎解きもあるけれど、どちらかというと対戦要素をこなして最終的にはラスボス倒すのが目標。
カード集めなどのアイテム・コレクションなるクエストもあるがサブ的。
ステージを進行させながら魔法学校生活も楽しめるようになっているが、それがメインというわけではない。
「とんがりボウシ〜」はステージ進行の要素を取っ払って、魔法学校生活を「どうぶつの森」チックにメインに持ってきた感じ。
個人的には、いっそのこと「ハリー・ポッター」キャラが動いてくれればもっと良かったのに、と思わなくもない。
だってキャラがいまいち統一感がなかったりかわいくなかったりするんだもん。
もうちょっとキャラクター・デザインに凝ってこだわった世界観を見せて欲しかったように思うが、逆にいうと「どうぶつの森」が出来すぎなのかも。
ツメの甘さは感じるが、まぁ、これはこれでアリなのだろう。
で、ツメの甘さはインタフェース・デザインにも感じられる。
おそらくタッチペン操作は良いのだろうが、ボタン操作となるとイマイチ感が大きい。
「どうぶつの森」はタッチペンを使わなくてもかなり快適に操作できた。
が、「とんがりボウシ〜」はボタン操作でのテスト・プレイをやりこんでいないのではないかと思うくらい貧弱。
一応操作できます、というレベルで操作が煩雑だったりして快適とは言い難い。
あとほんの少しだけ工夫してくれればなぁ、と思うだけに惜しい。
「どうぶつの森」でこうだったらもっと良かったのに…と思う部分が「とんがりボウシ〜」で実現できているのは面白い。
- 家具の置ける庭(屋上)がある。
- クラスメイトとペアリングで行動できる。なので自分の都合の良い時に自分の部屋にお客を招ける。
- 服が上下別にもなるし、靴も替えられる。
あと、面白いと思ったのが、楽器を弾けること。
クラスメイトが集まってきて合奏になってこれが予想以上に楽しい。
曲もいい感じ。
BGMは有名なクラシック曲のアレンジだが、それはそれでなかなか良い感じで楽しい。
イベントは参加型というより謎解き型っぽい。
しかしクリアできなくても時間は進行していくので、最終目標に向かってクリアしていく、というわけではない。
まだやり始めたばかりだからかもしれないが、スロー・ライフというほどスローではない。
しかし、魔法語の多さは何?
あの順列組み合わせを考えると相当な数になるが、使える魔法、おまじないがそんなにあるとは思えない。
間違えずに選ぶ神経衰弱かぃ!(苦笑)
ページをめくって魔法語を選ぶのはかなり面倒なので、もうちょっと魔法語を厳選するか、せめて、よく使うのは組合せは優先的に選択できるとかだったら良かった。
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