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映画「ハリー・ポッター」シリーズでロン役のルパート・グリントが天才少年役で出演している。
ルパート君はなかなか良い味をもっているとは思っているのだが、
…が、あまりのバカバカしいストーリーに自分のお財布を痛めて迄(つまり映画館に行くとかDVDを買うとか借りるとか)見ようとはしなかった。
そんなわけでシネフィル・イマジカで放映したのを機に見てみた。


やっぱりバカバカしいストーリーに絶句。
ナンセンスの連続。
でも、子供の目から見たら案外世の中ってこんな感じなのかもしれない。
…というか、昔は子供だった自分はそんな風に思った。
だから、ナンセンス、といっても、パロディ系お笑いナンセンス映画とは一味違う。
しかし、いったい時代設定はいつなのだろう。
1960年代を意識しているのは明らか。
でも、現代風のハイテクもあり。
いや、ナンセンスだから滅茶苦茶なのだ。
だが、1960年代風のテイストにしたのは意図的なのだろう。
だいたい、ロケットがスペースシャトル風というよりアポロ風だ。


バカバカしくナンセンスで滅茶苦茶なのだが、メッセージあり。
あまりにわかりやすく今更なメッセージではあるが、ちょっと感動的なフレーバーになっている。
こんな映画、大真面目に作っちゃって…。
まぁでも2度も3度も見たい映画ではないな…。

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