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「シリーズ始まって以来の巨大セットを構築」したということなのだが…。
確かに三校対抗試合の3つの試合の場面のセットはよくできていたと思う。
もうちょっとなんとかならないのかと思ったのは、ヴォルデモートと対決することになる墓場の場面だ。
これは冒頭と最終クライマックスを飾る場面。
ここがチャチだと、最終的な印象として「もうちょっとなんとかならなかったのかねぇ〜」ということになってしまうのだ。
音楽に関して、3作目までのジョン・ウィリアムズから替えた理由は、わざとだという監督のインタビュー記事をどこかで読んだ。
より親しみやすい感じ…ということらしい。
確かにクリスマス・パーティーには魔法界きっての人気バンドが演奏するというのが原作の筋書きであって、クラシックな雰囲気というのは映画の1〜3作目でできたイメージだ。
しかしそれ故、成功したとも言えるわけで…。
テレビで「賢者の石」を放映していたが、CGのチャチさを除けば実に良く出来た映画だな…と改めて感じた。
映画を彩る非現実感が良いのだ。
映画なのだから夢があった方がいい。
そんな世界を見事に表現している。


原作も映画も、シリーズを追うごとにファンタジーの世界から、より等身大の世界へと重心が移っている。

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1960年代カルチャーの産物の一つ、と言ったところ。
では、1960年代カルチャーって何?ってことになるのだが、簡単に言ってしまえばナンセンスさということになるのだろうか…。
他にナンセンスな1960年代の映画と言えば
「博士の異常な愛情」
「2001年宇宙の旅」
「華氏451」
「A Hard Day's Night」
「HEAD」
... その辺りを連想する。
TVドラマまで範囲を広げれば「プリズナー No.6」「The Monkees」。
これらは時代の産物であって、今の時代には決して出てこないものだと思う。
ナンセンスの裏にあるのものはどこか共通しているのだ。
今風のナンセンスとは違う。
時代の雰囲気を感じ取れれば、とりあえずそれでいいんじゃないかな…。

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先行上映で早速観てきた。


  • う〜む…、超ダイジェスト…
  • 儲かる映画なんだから制作費ケチらなくてもいいのに…
  • 音楽担当が替わって(それだけが原因ではないけれど)映画の格も心なしか落ちた感じ…

ま、でもそこそこ楽しめるでしょ。

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“電子メール”が宣伝文句として何かと取り沙汰される映画だ。
がその“電子メール”は小道具というか脇役に過ぎない。
ストーリーの骨格は別のところにある。
だから観られるんだなぁ…と思った。
オープニングのCGアニメも面白かった。
1998年の作ではCG技術もこれがせいいっぱいだろう。
CGと割り切って作っているところがむしろ好印象。


本筋とは関係ないところで、こんな風に本に囲まれて生活できたら楽しいだろうなぁ、と随所で思ってしまった。
それはさておき、後半、トム・ハンクス演じるジョーのずるさばかりが目立つ。
軽いノリで観るラブコメと、割り切るしかない。
ハッピー・エンドになる下りはまるでファンタジー。
しかし、その辺を割り切って観る事ができればそれなりに楽しめる映画である。

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この映画を観て語るには自分は大人になりすぎてしまったような気がする。
(しかし、役者はともかく製作は大人達なんだよね…。)
映画館で観たのは登場人物達と同じ歳の頃…。
その時は素直に映画を観られたように記憶している。
が、す〜っかり内容は忘れてしまっていた。
スティービー・ワンダーの歌う主題歌「Stay Gold」は覚えていた。
やっぱり良い曲だ。
結局この主題歌に尽きる、とも言えるかもしれない。


トム・クルーズ?いったいどこに出ていた?(爆)



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映画館で見損ねて、結局DVDまで待って観ることになった映画。
ゴールデンカップスって、コピバンだったのね〜〜っというのが第一の感想(笑)。
GSの一グループとして捉えてしまうと「長い髪の少女」とか「愛する君に」とかその辺の曲が思い浮かんでしまう。
もちろん、リアルタイムで知っているわけも無く、後のちょっとしたGSブーム(1980年代前半頃?)で知ったことだ。
それ以上深入りすることもなく、そんなイメージで今まできてしまっただけのことである。
大いなる誤解かもしれないが、当時を知らないんだからしょうがない。


前半のインタビューはちょっと退屈かも。
ゴールデンカップスを知る上で必要な部分なのかもしれないが、もっとコンパクトにまとめられないのかと…。
やっぱりライヴ映像の方が嬉しいなぁ…。

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「チキ・チキ・バン・バン」の歌は良く知っているが、映画は観たことがなかった。
なかなか観る機会がなかったが、ようやく観ることができた。


とはいっても、片手間に他のことをしつつのテレビ視聴で、あまり真面目に観ていない。
その為、こういう感想を述べるのは少々気がひけるのだが、空想話の部分があまりにファンタジーでおまけに長くて…いまいちついて行けなくなってしまった。
これだったら、メリーポピンズの方が、ファンタジー場面と現実(といってもリアリティはあまりないが)場面のバランスがとれていて頭に入ってきやすい。
別にファンタジー映画が嫌いなわけではない。
むしろ好きだ。
この映画でひっかかったのは、バランスというか構成の問題。


作られた時代が時代なので、合成場面はいかにも合成だが、それでもロケの背景は美しかった。
それだけでファンタジー。
だから余計に空想話が空々しくて…。
それはそれで面白いのだが、もっと素朴な感じだったら…と思ってしまうのだ。

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