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「王さまシリーズ」で知られた児童文学作家、寺村輝夫さん死去された。 「王さまシリーズ」は大好きだった。 いや、過去形で語るのはもったいない。

それぞれのお話の細かい部分は忘れてしまった。 が、ひとつだけちゃんと覚えているのが「ぞうのたまごのたまごやき」。 これは小学校のとき音楽劇(オペレッタ)をやったのだ。 ♪王様、王様、何が一番好きですか?♪で始まるメロディはほとんど全部今でも覚えている(はず)。

そして忘れてはならないのが、和田誠さんによる挿絵。 王さまのイメージはあのイラストで頭に焼き付いている。 最近はちっとも読んでいなかったくせに、もうシリーズの続きはないのかと思うと寂しい。 「めだまやきの化石」なんてまだ読んでいなかった。 これはぜひとも読まなければ…。

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児童文学とあなどることなかれ。
この物語に出会ったのはかれこれ…数えるのはやめよう、映画化も舞台版もまだなかった頃だ。
もちろんハードカバー。
でもその頃に出会って良かったと思う。


灰色の時間泥棒から時間を取り戻すべく、モモは行動する。
この本には挿絵はあるが、主人公のモモの顔が描かれているものはない。
それは理由があってのこと。
ぜひ本を読んでみて欲しい。


エンデの作品は「はてしない物語 (Never Ending Story)」の方が有名かもしれない。
こちらも確か挿絵がない本だった。
こちらはつい映画化版を観てしまったが、「モモ」はどうしても映画化したものを観る気になれない。
もちろん舞台版も…。



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某ファッション・ビルの5%OFFは本も割引で買うことができる。
調子に乗ってあれもこれもと本(文庫本だけど)や雑誌をバカ買い。
しかし持って帰るの重たいよ…。
そして本たちは積ん読行き(苦笑)。


本を読む時間が減ったなぁ…と思う。
以前は、常に本を一冊(ただし文庫本)持ち歩いているようなヤツだった。
ウォークマン愛用者(もちろんカセットだ!)だったのだが、通学の片道でLP(CD時代でないことがバレる)1枚聴けないのと、ウォークマンより文庫本の方がかさばらない、などの理由により、電車の暇つぶしは本だった。


しかし現在では、iPodの方が文庫本より小さい。
本を読むのは嫌いではないのだが、目を使いたくないくらい疲れ目の時もある。
こまめに本屋を物色する時間がない。
たまに物色する時間があっても荷物を増やしたくないことが多々ある。
読書量は減ったなぁ…と思う。
あー、でも読む本があるって幸せ〜。
積ん読しないで読もうっと…。

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映画を見そびれ、単行本は高いし邪魔になるので買うのを見合わせ、とはいっても図書館に足を運んでまで借りることもなく、映画のテレビ放映も見そびれ…。
文庫になったのでようやく読むことができた。


あっけない…というか随分地味な終り方、ある意味肩透かしだったなぁ…というのが読後の第一印象。
推理小説的な種明かしを期待するべきではないのだろうが、核心が明らかになるまで随分と待たされただけに…。
映画の宣伝文句もそこに集中していた。
しかし謎はストーリーを継いで行くための糸口に過ぎない。
むしろ短編連作のように読んでいくべきもののように感じた。
複数の登場人物が次から次へと主人公となっていく。
次々と出てくる名前がちっとも頭に入ってこないのには自分で自分がイヤになったが…(苦笑)。
最後の最後までミステリーを期待して読むと、がっかりということになってしまうかもしれない。
最初に読むときはどうしてもその謎の部分が気になってしまう。
が、ミステリーな部分は読み進めるための求心力に過ぎない、と割り切るとまた別の面がみえてくるように思う。
再読するときは、次々と替わる主人公に重点を置いて読んでみると面白いかもしれない。

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Harry Potter 6 (UK) [Adult edition]


やっぱり今日はこれでしょ。


そういえば、昔、あまりに本を読むので書籍代がバカにならず、英語で読めば読書時間が稼げるだろうとペーパーバックを読んでいたことがある。
日本語(翻訳)で読めば1〜2日でも、原書で読めば一ヶ月くらいはかかる、という計算。
その目論見はとりあえずは成功した。
が、英語で読むと話を理解できたかいまいち自信が持てない…というフラストレーションが…。
(実際理解できていないのだが)
…で間もなく挫折するというわけ。

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Live Aid のDVD発売に続き、こんな本が出た。
宝島社だし、ここぞとばかりタイミング良く出版されたミーハー系の内容かと思ったら、そうでもなくこれがなかなか良い。
別にミーハー系が悪いというわけではない。
が、それはそれ。
これは、第三者的に客観的に「ライヴ・エイド」というイベントを分析、解説、検証している内容といえる。
「ライヴ・エイド」を改めて観たとき、出演者そして夢のような顔合わせの共演といったことに目が奪われがちだ。
実際、それが目的でDVDを購入する人も少なくないだろう。
そして、そういったミーハーなファンが買ってくれることを、チャリティとしても期待している。


それで終ってしまっても構わないが、もう一歩踏み込んでみたい時にこの本は役にたつだろう。
「…例えば69年に行われたウッドストックのような時代の節目を象徴するような出来事では決してなかったし、…」(33ページ)とあるが、確かにそうだ。
かといってチャリティという面を照らしてみても「チャリティで先進国から集められたカネは、先進国などの外国に還流していた」(50ページ)のである。
悲しいかな、これが事実。
いくらチャリティにお金を出しても、その大部分は、本当に困っている人の手元に直接は届かないのだ。
だからといって無駄だというつもりは毛頭ない。
大部分が途中で、経費と言う名で消えて行くとはいえ、それでも残ったものを必要とする人がいるのだ。


ライヴ・エイドが節目となったとは思わないが、1980年代後半以降、ポピュラー・ミュージック界は元気を失って行ったように思う。
ライヴ・エイドは一応の成功を収めたと言える。
が、それは、それまでサブ・カルチャーだったものがサブでなくなることを意味したのかもしれない。


ところで、この本もチャリティだったら良かったのにね。

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フランスの作家 フランソワーズ・サガンさんが死去した。 最近ではサガンの小説はもう流行らないのだろうか、本屋で並んでいるのをあまり見かけなくなったように思う。 デビュー作「悲しみよこんにちは」の発表が1954年。 当時はセンセーショナルだったのかもしれないが、世紀を超えた今、題材的にはごく普通になってしまった、と言えなくもない。

「悲しみよこんにちは」は映画化された。 主人公の現在がモノクロ、回想シーンがカラー(それも空がとても青く鮮やか)という手法が目新しかった。 その色の対比(モノクロと鮮やかなカラー)がそのまま、主人公の心情を映している。 サガンの小説はどれも、このモノクロのシーンのイメージで、苦い雰囲気。 ほとんど読んだのだが(図書館で文庫判を借りた)、「悲しみよこんにちは」以外はどれも似たり寄ったり、などと思いながら読んでいた。 今、読むと、また違った感想をもつのかもしれない。 …が、最近では増刷されていないのだろうか? 古本でいくらでもありそうだし、図書館にでも行けば揃っているように思うが…。

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