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フランスの作家 フランソワーズ・サガンさんが死去した。 最近ではサガンの小説はもう流行らないのだろうか、本屋で並んでいるのをあまり見かけなくなったように思う。 デビュー作「悲しみよこんにちは」の発表が1954年。 当時はセンセーショナルだったのかもしれないが、世紀を超えた今、題材的にはごく普通になってしまった、と言えなくもない。

「悲しみよこんにちは」は映画化された。 主人公の現在がモノクロ、回想シーンがカラー(それも空がとても青く鮮やか)という手法が目新しかった。 その色の対比(モノクロと鮮やかなカラー)がそのまま、主人公の心情を映している。 サガンの小説はどれも、このモノクロのシーンのイメージで、苦い雰囲気。 ほとんど読んだのだが(図書館で文庫判を借りた)、「悲しみよこんにちは」以外はどれも似たり寄ったり、などと思いながら読んでいた。 今、読むと、また違った感想をもつのかもしれない。 …が、最近では増刷されていないのだろうか? 古本でいくらでもありそうだし、図書館にでも行けば揃っているように思うが…。

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