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読書:映像の原作シリーズ(笑)。
非常に映画チックな作品だ。
ひょっとしてこれってノベライズ?と思ったくらい。
逆に言うと、読む為の物語としてはちょっと物足りない。
それが元の原文からそういうテイストなのか、翻訳の過程でそうなってしまったのかはわからない。
とにかく、翻訳を読んだ限り、映像で観るのがちょうどいいだろうなぁ、というのが正直な感想。
面白いといえば面白いし、スラスラ読めるのだが、グイグイ引き込まれるほどのものではない。
ライトに楽しむにはいいだろう。


理不尽な上司というのはどこの世界にでもいるものだろう。
なので、これがファッション界なのはたまたまなのかビジュアル的な効果なのか...と思ったらそういうわけでもないらしい。
作者はファッション界での職歴があり、無関係とは言っているらしいが、暴きの一面があることは間違いなさそうだ。
ファッション界を描いているわりにはファッション関連の描写が薄っぺらいという意見もあるらしいが、私は特に気にならなかった。
つまり理不尽上司の下で働く一社員の話として捉えれば、ということ。
しかし、エコロジーとか地球に優しいとか、そういうこととは正反対の世界。
フィクションだと思うから笑えるが、これが現実を映している鏡だとしたら、いったいどうよ?という気がしなくもない。
いや、そういう面白おかしい要素は誇張して書くに決まっているが...。


私の身の回りの話も面白おかしく書けば小説になるかしらん...なんてバカなことまで考えてしまった(笑)。

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読書の秋:本を読みたい病が重症の今日この頃。
こんなのを読むこともあるんですよ。
ま、映像作品の原作シリーズってことで。
しかし、映像の方は全く見ていない。
ついこの間まで放映されていたTVドラマも過去に製作された映画も含めて全く…。
おそらく偶然でもない限り見ることもないだろうと思う。


原作の舞台は昭和30年代後半から40年代にかかるくらいだろうか。
物語のテーマは普遍的なものかもしれないが、舞台には隔世の感がある。
登場人物たちは普通よりはアッパークラスか…。
電車を使わずタクシーばかり使っているし、住み込みの看護婦を雇うなんて、これをこのまま現代を舞台にして置き換えるにはいかないだろう。
だから、TVドラマはどこをどうアレンジしたのだろう?と気になってしまった。
TVドラマのサイトを見てみる。
ふむふむ…、随分変えているなぁ。
ラストは大幅に変えている模様。
TVドラマの終り方はなんだか丸く収めているっぽくないか?
痛烈な皮肉めいた終り方こそ原作の一番良いところではないか?


有吉佐和子の作品は今までたぶん読んだことがなかったように思う。
他の作品も読んでみる気になった。

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最近、こんなの読んでました。
映画の原作を読むことが多いかも。
映画を観に行っていないからせめて本ででも、というノリかもしれない。
... それにしても今頃かい! ...


かなり面白く読み進んでいったのだが、最後の最後でシンデレラ・ストーリーかい!
ちょっと拍子抜け。
しかしそういう結末でないと、生い立ちを語る、という形にはならないか...。
辻褄合わせと思えばそれもいいのかもしれない。


外国人が書いた日本の世界... おそらくそれは気にならないで読めると思う。
むしろ外国人だからこそこんな風に書けたのではないか。
舞妓・芸妓の世界など、知っているようで知らない。
その辺りを鮮やかに描き出す描写は、外国人という第三者だからではないか、と思えるのである。

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あっという間に読み終わってしまった。
これは一言で言うならば「24」的な展開。
ついでに言うと「24」並みに人が死ぬ。
しかし、この本の出版は2000年なので、正確に言うとTVドラマ「24」の方が後だ。
とにかく、次から次へと読み進めたいと思わせるストーリー展開は「ダ・ヴィンチ・コード」以上だと思う。


その一方で、ラングドンってスーパーマンか?!
シリーズ2作目を先に読んでしまっているので、ラングドンが死なないことがわかっているのが残念なくらいの超人ぶりを発揮している。
専門は美術のはずなのにその知識の幅は理系分野にも及び広い。
ちょっと広すぎないか?
そしてその活躍の動機はいったい何?
謎を解いていくのはともかく、同時に殺人を未然に防ごうとかなり無理な行動をとる。
どちらかというと事件に巻き込まれたという立場から、そこまで一所懸命やらなくても...と思うくらいだ。
そんなこともあり、登場人物のキャラの作りこみは甘いと感じる。
途中から登場するTVレポーター達は、その登場に必然性があるのかイマイチ疑問。
あまり細かいことは考えるべきでない映像向きのエンターテイメントだと思うのだ。
舞台はローマ。全く違った形の“ローマの休日”と割り切って楽しむのは悪くない。

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次なる読書対象はこれ。
スタイルに読み慣れてしまったのか、一日で上巻読了。


主人公ラングドンは同じ。
それに若い女性キャラがからむのも同じ。
しかし、今回は映画的というよりTVドラマ的な印象。
冒頭のパターンは同じだが、なんだか「刑事コロンボ」的と言えなくもない。
そして、超最先端の技術と称するものがたくさん出てくる辺りはどことなくSFチック。
時間との勝負になった辺りからはまるで「24」か?というノリを感じなくもない。


最終的な感想は最後まで読了した時にでも。

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読み終わった。
アクション・ミステリー“風”エンターテイメントといったところか。
ハリウッド映画向きだ。


予想外にライトな内容に、原書で読めば良かったかと思ったのだが、それはそれである程度知識がないと辛そうだということで結局翻訳で最後まで読んだ。


ひねくれた大人になってしまったせいか、昔読んだ推理小説と比べるとミステリー部分は物足りない、というか詰めが甘いのではないか?
もっとも実名、実在の団体などを面白くからめて散らしている所がこの物語の醍醐味であって、純粋なミステリーとしての質の高さは求めてはいけないのだろう。
どんでん返しに継ぐどんでん返しも、じっくり読者を納得させるというよりは、一方的に流れていく映像向きだと思う。
さらにはラヴ・ストーリー・チックな要素まで絡めて、映画化を目論んで書いたとしか思えない。


さぁて映画を観に行こうか、と思ったら大幅に上映が縮小されている。
やっぱり映像でできるだけ大きいスクリーンで観たいのだが、さてどう時間をひねり出したものか。

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病院ほど読書に適した場所はない。
…というわけで、巷で話題の「ダ・ヴィンチ・コード」に手をつけた。
ちなみに映画はまだ観ていない。
そんな暇ないんだってば…。
その割には関連の特番はいくつか見たなぁ…。


これだけの長編になると、映画は原作をはしょるのが常だ。
それは仕方ないこと。
とはいっても、原作を描ききっていないというのが世間評。
なのでなんとなく、映画的ではない文章エンターテイメントを期待していた。
が、とても映画的というかハリウッド的な展開。
映画だったら…と誰でも思うだろう。
とりあえず本で楽しんだ人も、映像で見てみたい、と思わせるような内容だ。
映像で見る、という欲求を満たすには関連特番でも充分用はなすかもしれない。


残りの感想は読み終えたときにまた。

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