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アップルがまた面白いものを出してきた。AirMac Expressだ。 アルファベット表記だがこれは日本名。英語名は「AirPort Express」だからちょっとややこしい…。 これは、無線ベースステーションなのだが、 iTunesと連携する「AirTunes」という新機能をサポートしているのが最大の特徴。 無線のブリッジとしても使えるし、USBプリンタを無線共有にすることもできる。 「AirTunes」以外は「これ(AirMac Express)でなくては」というものではないので、 「AirTunes」目的でなければ意味が無いかというとそうでもない、と思わせる何かがある。 冷静に考えてこれは役に立つのか立たないのか? どちらかといえば役に立つものではないように思うのだが、面白いことは確か。 今まで、無線LANの導入に躊躇していた人や導入を先送りしていた人をグッと引き込むかもしれない。 無線のベースステーションとして考えると、ACアダプター大の持ち運びやすい形状と大きさ、というのはどうだか、と思ったのだが、大きいより小さい方、 持ち運べないよりいざというとき持ち運びやすい方が良いに決まっているので、 この形状と大きさを便利の思えることもあるかもしれない。 ノート型のパソコンを使っていると、時には膝の上で、時にはゴロゴロと転がりながら、と 自由な姿勢で使えるのが魅力の一つだ。 …となると無線LANは必須。 とはいえ、ベースステーションからちょっと遠くなると(別の部屋にあるなど) ネットのパフォーマンスが落ちるのは快適ではない。 有線の口が近くに(同じ部屋などに)あれば、ベースステーションの方を動かしてしまえ、というのはそれはそれで快適な環境を提供してくれる。 既に無線のベースステーションがあるのならば、無線ブリッジとして使ってもいい。 その場合だったら電源さえ近くにあればいいのだ。 では、AirTunesの方はどう面白いか? iTunesをインストールしたパソコンが、オーディオの多機能リモコンになってしまう。 ノートパソコンだとしても随分大きなそして高いリモコンだ(笑)。 実際にはパソコン内の音楽ファイルをステレオに飛ばすのだから、 リモコンという言い方はおかしいかもしれない。 高い(笑)リモコンにならないためには、きちんとプレイリストを作って途中であれこれいじらなくてもいいようにするのだろう。 パワードスピーカーとAirMac Expressをお気に入りの場所に次から次へと移動させて、 iTunesをインストールしたパソコンは動かさずに、どこでも好きなBGMに囲まれる、というのも悪くない。 台所のようにパソコンやオーディオを置きたくない場所に音を飛ばすには最適だ。 …となると iTunes に登録していないDVDやTVの音も飛ばしたくなるのだが、 これは今後のバージョン・アップに期待したい。 実用的であるか、便利であるか、というとはてさて…。 そりゃぁ、無いよりあった方が幅は広がるのだろうけれど、 無くてもどうにでもなってしまうものと言えばその通り。 ある意味、中途半端というか不思議なものを出してきた、という印象もあり。 しかし「面白そう」と思わせてしまったでアップルの勝ち。 PR |
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