どうせドラマを見る暇もないし、通院の待合室で暇なのでサッと読んでしまった。
アラフォー世代の女達の物語と思いきや、これって学園ドラマですか?な調子で回想シーンで進んでいく。
少女マンガ読むつもりじゃなかったのに…と予想外の展開にちょっと辟易。
最初からそう思って読めば抵抗なかったのだが…。
これ、このままドラマ化しているのーと思ったら、ドラマは大幅に筋を変えているらしい。
そりゃそーだ。
…ってことは、本を読んでもドラマを見ることの代替にはならない!?ま、いいか…。
で、4人の女性の人生が再度交わってくる辺りは、かなりこじつけな感じがしてリアリティに欠ける感じがする。
TVドラマならいいのかもしれないが…と思ったら、原作者の大石静さんは、小説家というより脚本家なのね、納得。
後半から終盤のまとめ方はかなり無理があるように思った。
それ以前に、本筋を否定することになるが、河野圭史が一度はフッた戸倉美波とくっつくのがそもそもよくわからない。
女子高生的ノリで美波が想い続けているのはわかる。
圭史の美波に対する思い入れが伝わってこない。
その辺、読者が納得できるくらい書き込んで欲しかったなぁ、と思う。
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