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「風と共に去りぬ」以前のヴィヴィアン・リー出演作。
この頃の彼女の出演作は他に「茶碗の中の嵐」
「セント・マーティンの小径」があるが、どれも可愛い小娘という感じの役柄だった。
この「間諜」は文字通りスパイの映画で、ヴィヴィアン・リーはスパイの役だ。
表向きは洋装店を営むマダム。
可愛いというより、聡明で賢い美女といった役柄。
それがぴったりはまっている。


そんなスパイが恋に落ちる。
(とはいってもベタベタに甘いラヴ・ストーリーにはなっていない。)
恋する女性になった時のヴィヴィアン・リーの表情がまたいい。
スパイでもなく店の女主人でもなく、非常に柔らかい良い表情をする。
「哀愁」でヴィヴィアン・リーの表情が良かったが、それと同じ、白黒のシンプルな映画が彼女の表情の良さをひきたてる。


スパイ映画だけあってストーリーはスリリング。
昔の映画は冗長な部分が無かったのだなぁと思わせるシンプルさ。
しかし、歯切れの悪い結末はなんだか…。

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