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1993年の映画。日本公開は1994年3月だったらしい。ディズニー映画。

一言で言うと痛快活劇。単純な勧善懲悪になっていて、悪役は見るからに悪役(笑)。 悪く言えば深みもへったくれもないのかもしれませんが、 長編を2時間弱の映画に楽しく面白くうまくまとめた手腕のほうを褒めたい。 映画館の大スクリーンで見たい!という絵作りはしていませんが、ロケ撮影や衣装などは鑑賞していて充分満足できるレベルです。

今ではスピン・シティのマイケルの後釜のイメージが強いチャーリー・シーンが三銃士のうちの一人を演る、と聞いて最初はおっかなびっくりだったのですが、どうしてなかなか役にはまっているではないですか。 でも、この映画でかっこいいのはなんといってもアトス。 アラミスとポルトスがどちらかと言えばお笑い担当になっているだけに、 過去の翳を背負うアトスが余計にかっこよく見えます。 アトス演じるキーファー・サザーランドはどこかで見たような顔、と思って調べてみたのですが、 彼の出演作は「Stand by Me」を観ているくらい。 面影は同じかもしれなけど「Stand by Me」じゃぁね…。 お父さんのドナルド・サザーランドの出演作映画は何本か見ているけれど、 アトス演じるキーファーとははっきり言って似てない…。 どこかで見たような顔ってようするに、よくあるタイプの顔、とそれだけのことかもしれません。 (後で気づいたのですが、Star Wars 2のオビ・ワン(ユアン・マクレガー)と雰囲気似てませんか? どっちも剣をふりまわすのでそう見えるだけかもしれませんが)

ディズニー映画なので、素直に吹き替えで見ました。 特に違和感なし。クレジットを見たら、なかなかの人材を揃えているではないですか。

  • 山寺宏一(アラミス/チャーリー・シーン)
  • 堀内賢雄(アトス/キーファー・サザーランド)
  • 宮本充(ダルタニャン/クリス・オドネル)
  • 玄田哲章(ポルトス/オリバー・プラット)
  • 麦人(リシュリュー枢機卿/ティム・カリー)
  • 高島雅羅(ミラディ/レベッカ・デ・モーネイ)
  • 森川智之(国王ルイ13世/ヒュー・オコナー)
  • 井上喜久子(アン王妃/ガブリエル・アンウォー)
  • 岡村恭子(コンスタンス/ジュリー・デルピー)
  • 金尾哲夫(ロシュフォール伯爵/マイケル・ウィンコット)
日本公開の1994年には新人をそろそろ脱出といった頃なのかもしれませんが、 今になってみれば、バリバリ、売れっ子で活躍していらっしゃる方が名をつらねています。 で、さらに調べてみると、この映画の吹き替えバージョンは他にもあることが判明。 TV(地上波)で放映したときにテレビ局が作成したものらしいのだが、
  • 堀内賢雄(アラミス/チャーリー・シーン)
  • 大塚芳忠(アトス/キーファー・サザーランド)
  • 森川智之(ダルタニャン/クリス・オドネル)
  • 塩屋浩三(ポルトス/オリバー・プラット)
  • 磯部勉(リシュリュー/ティム・カリー)
  • 弘中くみ子(ミラディ/レベッカ・デ・モーネイ)
というもの。 同じ声優さんが出ていても配役が微妙に違うのが面白いですね。 こちらも聞いてみたい!

この三銃士のお話の何十年か後の話が、映画「仮面の男」になるのですが、どちらも映画化にあたって原作に無い演出をしていますから、微妙に話が食い違ってきます。 ダルタニャンはいつの間にか心変わりですか?(苦笑) リーダー格はアトスからアラミスに交代ですか? ポルトスは…やっぱりポルトスだ!(笑) とか思いながら、続けてみるのも面白いかもしれませんね。

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