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指揮者のカルロス・クライバーが死去した。 最近、話やら噂やらちっとも耳に入ってこないとは思っていたのだが、突然の訃報にびっくりした。 クライバーと言っても、クラシックに馴染みの無い人にはピンとこないかもしれない。

初めてクライバーの指揮する交響曲を聴いたのはFM放送だった。(つまり随分前のこととも言える) そこで聴いたベートーヴェンの交響曲の第4番と第7番は、耳から鱗とでもいうのだろうか、深く感銘した。 ベートーヴェンの交響曲と言うと、第3番「英雄」や第5番「運命」のように派手なイメージがある。 交響曲に初めて合唱をつけた第9番「合唱付き」は日本では年末の風物詩で、これもにぎやかな感じがする。 第6番「田園」はのどかな田舎をイメージしたものだが、嵐を描写した部分はベートーヴェンらしく派手。 そう、ベートーヴェンって派手で尖っているイメージなのだが、 交響曲の中でもマイナーな第4番と第7番は違った。 クライバーの指揮するその曲は「優しい」とでも表現したらいいのだろうか。 でもやはりベートーヴェンなのだ。

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