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「勝手にしやがれ」は映画の題名としてより、沢田研二の古いヒット曲として方がピンときたりして…。(歳がばれるか?)

映画はcinefil imagicaでこの7月、放映している。 1959年フランスの白黒映画。 ゴダール監督の長編デビュー作で革命的傑作ということなのだが、今まで観たことがなかった。 低予算映画らしいが、ベルリン国際映画祭 監督賞、ジャン・ヴィゴ賞の受賞作品ということで、当時は評価されたようだ。 その頃は、非常に斬新だったのかもしれないが、今、見ると、どうなんでしょうねぇ〜。 白黒なのがかえって救いかも。

ジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルはそんなに魅力的に見えないし、ジーン・セバーグ演じるパトリシアが最後に裏切るのももっともという感じ。 …というかなぜもっと早く手を切らないの、と思ってしまう。 人物よりも、パリという町がいかに絵になる所か、という方が印象的。

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