パソコンに取り込まれている18000万枚を越える写真はここ2〜3年で撮ったものばかりである。
ピンボケやブレの為、速攻で捨ててしまった写真もたくさんある。
なので、この期間の間にシャッターは3万回から4万回押しているのだろう。
我ながら吃驚。
さて、そんなに枚数を撮って、自分が撮った写真に意外なところで出会って果たしてそれが自分の撮ったものだとわかるのだろうか?と思われる方もいらっしゃるかもしれない。
これが案外わかるものなのだ。
18000万枚の写真をすべて覚えているかというとさすがにそうは言えない。
でもその中でも自分で気に入った写真は覚えているものである。
数千枚の写真はきちんとかどうかはわからないがどこか頭の片隅に入っているのだ。
だから、そんな写真によそで出会っても「これは…?」とピーンと来るものがある。
ある程度写真がトリミングされていたり素材的に使われていて、そのことを事前に知らされていなくてもわかるのだ。
たま〜に無断転載されてしまったのを見つけてしまうと非常に悲しくなる。
そんなことは滅多にないが...。
さてさて、ここまでは自分の撮った写真に他で出会った話:ここからは角度を変えて...
その日もたくさん写真を撮り、帰宅後その撮った写真をチェックする間もなく倒れ込んだ。
翌日同じカメラをもってまたまた出動。
さぁてあと何枚撮れるかな、と思いながら電源を入れ、ついでに昨晩撮った写真をチェックし始めた。
...ん?何?これ撮った記憶がない写真がある〜〜〜〜〜!
しかし状況を考えて、私以外の人間がシャッターを押したとは考えられない。
よくよく思い起こしてみると「この状況で写真を撮るのだったら、レンズ替えないとなぁ、でも面倒だからこのレンズのまま撮っちゃえ」という記憶があるような気がする。でも...
写っていらっしゃる方に訊いてみる。
「大変です。撮った記憶のない写真があります!!」
あ゛写真を撮った記憶がないの、私だけですか? そーですか...ガ〜ん。
これで人のことを言えなくなってしまった(汗)。