約2年いやもしかしたら3年か…待ちに待ったデジタル一眼レフカメラが発売される。
公式発売日の一日前の今日、予約していた店から「入荷」の電話が入った。
いてもたってもいられない。
明日になってしまえば、すぐに撮れるものは身近なモノ。
今日取りに行けば、ライヴ写真を撮るのに早速使える!
取りに行く手間を考えても今日取りに行くのが楽。
何より「フライング・ゲット」という優越感に弱いかも(大笑)。
仕事を巻き巻きで圧縮して終わらせて予定より30分早く退社。
ピューンとカメラを取りに行く。
そのお店で買うと大手量販店と同じ価格だが、ポイント率も低いしおまけもつく予定なし。
でも、大手量販店では明日にならなければ手に入らない。
多少割高でも今日欲しい!何年も発売を待っていたのだから。
フィルムと言うべきコンパクトフラッシュはカメラの付属品ではない。
別途買わなければならない。
「いかがですか?」と店員さんに勧められたので、ダメ元で「サービスで付いたりはしないのですか?」と言ってみる。
言ってみるものだ。
それともいつも利用している店だからか、おまけにつけてくれた。ラッキー!
カメラの箱ごと携えてライヴ・ハウスへ。
かさばる箱で場違いな大荷物だが自分だけはちっとも気にならない(笑)。
ライヴが始まる迄の時間、箱を開けてカメラを取り出す。
(友人曰く「普通こんなところで箱を開けない」だそーだ。)
コンパクトフラッシュは上手いこと手に入れたが、問題は電源だ。
こういう時単三乾電池など普及型の電池が使える機種はうらやましい。
かすかな期待を込めて、充電池をセット。
電源が入る!やった!
早速日付をセットしろと表示が出る。
適当にいじって日付や撮影サイズなどセッティングしてみる。
なんとかなりそう。
いずれにせよ説明書を見る余裕などない。
このまま適当に使ってみよう。
今日は、銀塩一眼レフで撮る予定だったのでレンズは持っていた。
早速、レンズを本体に装着。
すっかり浮かれている自分がいる。
そんな風に浮かれていると「こういう時ってこぼれた水がかかってくるんだよね」などとおっしゃるお方が…。
おっしゃりたいことはごもっともだが、そんなドジは踏まない!(…が、別のことでドジを踏んだ…苦笑)
比較的撮りやすい条件のライヴハウスなので、露出補正など考えずそのまま撮ってみる。
AFポイントを中央に絞っていなかったのは失敗(というか、パッと見で設定方法がわからなかった。)で思うところにピントが合わせられない〜と思いながら撮影。
勝手知ったる銀塩一眼レフも併用。
二つのカメラをとっかえひっかえあいかわらず怪しい客だ(笑)。
この日はライティングの効果を考えて撮る程余裕がなかった。
内容が大好きな曲のオンパレードで浮かれていたってこともあるのだが。
最初は暗いと思ったファインダーだったが、明るいステージに向かって撮るには問題なし。
ピントの山もつかめる。
いつぞやか見せてもらったEOS digital(のどの機種かは失念)のファインダーよりずっと良い。
銀塩一眼レフと比べると重さはずっしりくるが、撮り始めてしまえばあまり気にならない。
そもそも不釣り合いなレンズを付けているかもしれないが。
サイズは持った印象として同じくらい。
手の小さい私でもOKな大きさ。
さてさて、撮れた写真は…やっぱりシャッターのタイムラグが無いというのは素晴らしい!
絵の感じも、これなら扱いやすそう。
ただし、銀塩で撮るのとは被写界深度の入り方など違う。
銀塩でイメージした絵と同じものを撮るには少し考えないといけなさそう。
問題は交換レンズかもしれない。
やっぱり 35mmF1.4 を持っていないのは痛い。
28mmF2 はやっぱり広角レンズな写りで、銀塩換算の42mmという感じでは使えそうにない。
標準域をカバーしつつポートレート的に撮れるようなレンズがないのは辛いかも。
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