ノートパソコンの内臓ハードディスクの容量を圧迫していたのが大量のiTunes用音楽ファイル。
とにかくこの音楽ファイルを外にどかしたい、と思っていた。
ノートという特性を考えると、普通に外付けではダメ。
余計な線は繋ぎたくない。
ところが、LANDISKはファイル名の31文字制限にひっかかり断念。
Macをファイル・サーバにすればこれはクリアできる。
しかもMacをサーバにするのだったら、ファイル共有だけでなく、iTunesの共有機能を使うのも簡単。
そして、iPodの母艦もノートからそっちに引き受けてもらえば、ノートに邪魔な線を繋がなくて済む。
そんな時に登場したのが Mac mini だった。
小さくてキーボードすらついていなくて、まさに願ったりかなったり。
まず大量の音楽ファイルを Mac mini に移す。
ファイル共有機能なんて使っていると日が暮れそうなので、ターゲットモードを使ってコピー。
それでも時間がかかる。
iTunesが管理しているプレイリスト、「再生回数」やら「最後に再生した日」なども移そうと思うと、ライブラリ・ファイル「iTunes 4 Music Library」「iTunes 4 Music Library.xml」も移さなければならない。
移す前と移す後で音楽ファイルを置いているフォルダのパスが違うので、どうなるかと思ったのだが、問題なし。
「環境設定」でパスをきちんと指定しておけば、iTunesがそこを探して訂正してくれるようだ。
これで、iPodの母艦をMac miniにできる。
次は音楽ファイルを追い払ったノートでどうやって音楽を聴くかだ。
iTunesの共有機能を使って聴けば簡単。
ただし、これには問題があった。
共有された音楽を聴いても、「再生回数」のカウントや「最後に再生した日」は記録されないのだ。
iTunesの共有は家族で音楽を共有するイメージなのだから、当たり前といえば当たり前。
あきらめてもいいのだが、なんとかしたい。
というのも、iTunesやiPodのシャッフル機能はいまいち賢くない。
「最後に再生した日」を利用して最近聴いた曲を除いてプレイリストを作らないと同じ曲ばかり聴かされることも少なくない。
できることなら、「最後に再生した日」を記録させたい。
そしてやっぱり「マイレート」なども変更できた方が良いではないか。
となると、ファイル共有機能を使うことになる。
しかし、間に無線が入るとあまり快適ではないのだ。
ノートはワイヤレスで使いたい…となるとノートのスピーカーを鳴らすことはあきらめて、AirTunesを利用した方が良さそうだ。
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