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Don Henley のソロというと真っ先に思い浮かぶのが「The Boys of Summer」。
モノトーンのミュージック・クリップの映像と曲の雰囲気がマッチしていて印象的だった。
この曲が大好きだったということもあり、Don Henleyのソロ・アルバムを買おうとはずっと思っていたのだが、つい先送り。
イーグルスのコンサートではソロ曲も披露され、気分は1980年代にフラッシュ・バック。
これ以上先送りするのはやめ。


今回、買ったのは1982年にリリースされた「I Can't Stand Still」と1984年にリリースされた「Building The Perfect Beast」の2枚。
「The Boys of Summer」は「Building The Perfect Beast」のシングル・カット曲。
このアルバムからはその後「All She Wants to Do Is Dance」「Not Enough of Love in the World」「Sunset Grill」がカットされている。
それなりにシングル・ヒット(American Top 40にランクイン)しているのだが、「All She Wants to Do Is Dance」しか覚えていない…(汗)。
記憶の程度もヒットの度合いに比例しているようだ。
ちなみにイーグルスの公演でグレン・フライがダンスしていたのがこの曲。
ソロ曲でも他のメンバーが楽しそうに演奏している感じが良かった。
「Sunset Grill」もセット・リストに入っていたのだが、なかなかイイではないか。
シングル曲としてはどうかと思うが、ライブでの演奏は好印象。
アルバムの方は当時の流行もあったのか、シンセ多様の電子音サウンドで、それはそれで当時っぽい味。
一方、ライブではホーン・セクションのサポート・プレイヤーが入ったせいか、1980年代風の電子音は姿を消し、ダイナミックな感じで良かった。




ヒットの度合いに関係なく記憶に残っていたのが「Johnny Can't Read」。
アルバム「I Can't Stand Still」の先行シングルだったが、これはTop40にも入らなかったらしい。
あれ?そうだったけ…。
邦題の「ジョニーの青春」というのはどうよ、という感じだが、曲は思いっきり当事っぽくてキャッチー。
個人的には結構好きだったのだが、Don Henly のソロ・シングルだったということは記憶から欠落していた。
それくらい Don Henly っぽくない。
Don Henly がやらなくても誰かがやりそうな感じ。
この後のシングル・カット「Dirty Laundry」はそれなりにヒットしたらしいのだが、記憶にない。


先日のイーグルスのコンサートでは、Don Henly はソロ曲を歌うときはドラムでなくギターを持ってステージの中央前方に出てきていた。
しかし、ギターはあまり弾いていない。
なんかねぇ〜。
実際、ソロ曲ではドラムは叩いていないのだろうけど…。
だからといって、マイクを持って歌う Don Henley というのもなんか違和感。
ドラムを叩きながら歌うのは大変なんだろうけど、その姿が一番ぴったりくる。

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