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最近すっかりMYブームのビリー・ジョエル。
ちょうど『Honesty』から『You May Be Right』の頃にリアルタイムで入っていった。
だから「ニューヨーク52番街」までの“Piano Man”なビリー・ジョエルも「グラス・ハウス」以降のポップ、ロック色の強いビリー・ジョエルもどちらも疑問を持つことなく素直に受け止めた。
しかし、この「グラス・ハウス」をリリースした当初は世間は喧々囂々だった。
どちらかというと非難めいたマイナス要素の意見も決して少なくなかったと記憶している。
それ以前からのファンにはエレキ・ギターに持ち替えた“Piano Man”を容易には受け入れがたかったのだろう。
が、蓋を開ければ大ヒット。
ビリー・ジョエルは“Piano Man”オンリーなイメージを払拭する。


アルバムトップを飾り、確か1st singleだった『You May Be Right』邦題はなぜか『ガラスのニューヨーク』。
冒頭のガラスの割れる音がなんとなく印象的で、ライブでもガラスの音から始まっていた。
2曲目の『Sometimes a Fantasy』も同じ路線ではあるが、お気に入りの2曲。
こんなノリノリ系の曲ばかりではない。
『All for Leyna』はキーボードの音が印象的なところがビリー・ジョエルらしいナンバー。
やっぱりこのキーボード・プレイ!
生のピアノの音ではなく、哀愁を帯びた電子音がむしろ良い感じ...というかただ1980年代チックなだけか?
『C'etait Toi (You Were the One)』のようなバラードがまたいい。


とにかく大好きな一枚...とか言いつつLPでは買わなかったのだが(苦笑)。

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