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女性、男性両方の視点から書いている恋愛小説。 男性視点の方がこなれていない感じがした。 内容もありきたりな感じ。 最後は綺麗にまとまっているが、だから何? 一気に読んでしまった(読めた)が、これはイマイチかも。 PR |
ものすごく荒っぽい言い方で申し訳ないが、「四つの嘘」を脚本家でなく作家が書くとこんな感じかも、というストーリー。 アラフォー一歩手前の女性達が主人公。 一人の男性の死をきっかけに、彼女達の人生はほんのちょっとだけ交差する。 「四つの嘘」で登場する女性達は高校時代の同級生という設定でいかにも作った感じがミエミエ。 この「今夜誰のとなりで眠る」で登場する女性達は、同級生もいればほんの少しの接点以外まったく無関係の他人もいる。 同級生でない分、生い立ちも含め、女性のタイプも様々。 こちらの方がリアルに感じる。 この物語の中で最もリアルに感じられないのが、この女性達を結びつける秋夫という男性。 彼は物語が始まった時点では既に交通事故で亡くなっているので、他の登場人物から語られる人物だ。 いろいろ語られるのだが、本人が出てこない為か、最後までよくわからない人物だった。 彼の存在は物語のトリガーなのでそれでもいいのかもしれない。 また彼の死が必ずしもトリガーとなっていない出来事もある。 5人の女性の身の回りに起きること(事件というと大げさだが)が、この物語のように都合よく同時進行し、区切りを迎えるわけがない。 それは物語の上でのこと、と割り切るべきだろう。 細かいことを言い出すとキリがないのだが、逆に言うと細かい部分まで、私にとっては読みやすい文章だった。 唯川恵の著作を読んだのはこれが初めて。 他の作品も読んでみたくなった。 |
「風と共に去りぬ」が主にスカーレットを中心に彼女の側から書かれた物語であるのに対して、これはレット・バトラーの側から書かれた物語。 続編ではなくて、「風と共に去りぬ」では詳細が語られないレット・バトラーの生い立ちや過去から始まる。 トウェルブオークスのパーティーの場面から「風と共に去りぬ」と並行に物語は進む。 レットが去りスカーレットがタラに戻るところで「風と共に去りぬ」は終るが、この「レット・バトラー」ではさらに話が進行し、予想通りというか期待を裏切らない通りというか、レットがスカーレットの元に戻りハッピー・エンドで物語は終了する。 「風と共に去りぬ」の原作者ミッチェルの相続人達は、2011年に『風と共に去りぬ』の著作権が切れた後の続編の乱発を恐れて、先手を打って続編の出版を企画した。 その最初が1991年のリプリーの「スカーレット」。 (日本では森瑤子役で出版、テレビドラマ化されたものも日本で放映された。) そして去年(2007年)「レット・バトラー」が出版されたらしい。 いくら企画しても、著作権が切れれば自由に二次創作できてしまうわけで、このネット時代に、続編の乱発を防ぐ効果がどれだけあるのかは、個人的には疑問である。 最初、レット・バトラーの生い立ちから始まる部分はスイスイと読めた。 「風と共に去りぬ」で明かされない部分をうまく創作している。 つまり「風と共に去りぬ」で噂が多く謎の多い人物として登場するレット・バトラーに違和感なくつながる。 物語は次第にレット・バトラーの周辺の人物の話に広がっていく。 この辺りから読みにくくなる。 レット・バトラーには興味があるが、「風と共に去りぬ」に登場しない人物や登場してもほとんど覚えていないような人物の過去が仔細に語られても困惑する、という読み手の勝手な想定によるものだ。 しかし、この辺をきちんと押さえておかないとこの「レット・バトラー」を読む面白さは半減してしまう。 …というのは、後から気が付いた。 あとがきを読んでさらに気が付いたが原題は「Rhett Butler's People」。 レット・バトラーが主人公だと勝手に期待して読む方が悪い。 そういう意味ではこの邦題の付け方は良くないと思う。 「風と共に去りぬ」と並行に進行する部分は、面白くもあり、その逆でもある。 原作で語られない部分を、補足として読める場合もある。 自分で勝手に想像していたものが、違うように語られれば面白いとは思えない。 メラニーとレットの妹ローズマリーが親しく手紙を交換していることになっているのだが、その中で語られるメラニーの本音は、例えそうであってもそれを文字化して欲しくなかったようにも思う。 仄めかす、という演出効果は、映画でも物語でももう過去のものなのか...。 終盤は、時代が変わってきたことを色濃く感じさせる内容になっている。 そんな中で、結局、レットはスカーレットの元に戻ってきてめでたしめでたし、という展開。 騙されたような気はしないが、そんな安直にまたくっついちゃうの?という気がしなくもない。 男顔負けのスカーレットの活躍ぶりは、読んでいて楽しいし、だらだらとレットとスカーレットの愛憎ぶりをひっぱってもストーリーとしてつまらないので、こんなところが適当かと思う。 結局、原作が出来すぎているのよね。 気の強い緑の瞳の主人公に、王子様な初恋の人、でも本命はちょっと不良っぽいって少女マンガにパクられているでしょー。 |
iPod用の外付けバッテリを新たに買った。 以前持っていたBRIGHTONのB-Batteryはどうしたのかというと、マイiPod が代替わりしていくにつれて必要なくなったので、人に譲ってしまった。 ところが最近、再び外付けバッテリが欲しくなってしまったのだ。 代替わりと共にiPodのバッテリの持ちは格段に良くなった。 音楽を聴くだけならば問題ない。 ところが、iPodは多機能化した。 映像再生や録音時のバッテリの持ちは決して良くない。 マイiPodは容量160Gにグレードアップして、写真やら動画やらいろいろ入れているのに、これでは楽しさ半減。 そこで再び外付けバッテリを物色した。 以前の時のようにネットで調べるとキリがない。 いろいろな製品があるが情報が分散していて比較しにくい。 思い描くようなドンピシャなものが見つからない。 これだけ種類があふれているのならば量販店に行ったほうが早いだろうと思い、行ってみた。 コンセントからバッテリを充電してそれをiPodのドック端子から充電するタイプがほとんど。 B-Battery の時の経験から、このコンセントから充電するという前準備が面倒。 さらにケーブルが伴えばそれがグチャグチャとなりがち。 その中から見つけた異色製品がこれ。 単三乾電池使用で余計なケーブル類が一切ない。 単三乾電池は最も入手しやすく安価でもある。 乾電池使用というランニングコストはかかるが、初期投資はものは試しで買ってみるか、と言ってもいい価格。 ということで買ってみた。 無い時よりはハッピーな iPod ライフ。 でも単三乾電池使用が思った以上にかさばる上に面倒になってきた。 使い切らないと新しい乾電池には取り替えないし、かといって、取り替える為の予備の乾電池を持ち歩くのは気が進まない。 使い切るたびにコンビニ調達ではコストと都度の手間が問題だ。 電池をセットしていないときはコンパクトなのでこれはこれで一つ持っているのは悪くないが、やはり常用は事前充電式がいいかもしれない。 …ということで、再度、ネットで物色した。 iPhone 3Gの発売が追い風になっていろいろある。 で、BluePackに決めた。 iPodを同期させながらUSB経由で充電できるので、余計なケーブル類が増えないし、今以上にコンセントを塞ぐものが増えるわけでもない。 USB経由で充電というのは、一長一短だが今の私の使い方では、コンセント経由より快適ではないかということで購入に踏み切った。 欲を言えば iPod 以外に携帯電話などにも利用可能なものであればいいのだが、それを言い出すとシンプルなモノという条件が犠牲になる上に少々高くなってしまう。 …で、まだ使い始めたばかりだが、乾電池式より良好な感じ。 しかし、このバッテリー経由だと Mac から iPod を認識しなくなってしまうようで、それは誤算。 これは iPod の世代などに依るのかもしれない。 |
インラインフレームの周囲にマージンを入れたかった。 なので、iframeタグに vspace="" と hspace="" を追加したのに効かない!? NetscapeとFirefoxでは対応していないそうだ...。 なので、スタイルシートで指定しないとならない。 ちなみに align="" は大丈夫。 |
複数ある Mac を分散活用していたはずなのだが、OSのバージョンアップをさぼっているため一番新しい iBook G4 君(これだってかれこれ何年使っているんだ?)にすべて集まってきてしまった。 ノートタイプに iPod の母艦をやらせるのはちょっとキツい。 iTunes をバックグラウンドで動かしていると重たいし、何より iPod の充電をするのには向かない。 同期する時だけ繋げばいい、と割り切ることにして、iPod 用のスピーカーを物色しに行った。 予算の都合もあるので、安いものでいいがそこそそこ便利なもの、というのが条件。
で、いくつか候補はあったのだが同じくらいの値段だとちょっぴり多機能な iSoundSpaに決めた。 米国ホーメディックス社(マッサージ器から健康をテーマにしたアイデア商品まで「美」「安らぎ]をテーマにした製品を扱っているらしい)製。
…で、使い始めてしばらくたつ。 一番の誤算は、結局、古い休眠状態だった白iPod (Photo)メインで使っているということ(爆)。 なぜ黒にこだわったぁ〜(笑)。 持ち出し用の黒iPod を充電したい時はこちらに替えるのだが、通常は白iPodになっている。 休眠中のiPodをこのような形で活用することは、常に頭の片隅であったので、広い意味では想定内なのだが、なぜ店頭に物色しに行ったときに忘れていたのだろう。 同期の時以外は iPod を繋がなくてすみ、かつマシンパワーを奪われることなくBGMを楽しめるので、以前より快適だ。 リモコンで曲のスキップなどコントロールができればもっと良いのだが、これは設置場所の問題でもあるのでなんとも言えない。 そもそもリモコン機能を備えているドッキングステーションなんてどれだけあっただろうか。 これは妥協するところだろう。 やっぱりというか音質はいまいち。 これは将来ステップアップする時の課題だが、それは部屋のレイアウトから何から変えるときだろう。 そもそも圧縮音源を鳴らしているのだからどこまで音質的に期待していいのか、それから考えないとならない。 おまけの時刻のプロジェクション機能はなかなか良いかもしれない。 角度の調節がもっと自由にできれば良いのだが…。 とりあえず天井に投影している。 これで夜中に目が覚めたときでも時間がすぐわかるというわけ(笑)。 自然音はたまに使っている。 100%満足というわけではないが、お値段からすると妥当な買い物だったと思う。 |
約一年前に初利用してからというものすっかりスープストックトーキョーの常連愛用者になっている。 先日、似たようなお店を発見。 シアトルスープの専門店チャウダーズだ。 イートインorテイクアウトのファストフードスタイルはスープストックと同じ。 どちらが先だかは知らないが…。 せっかくなのでイートインでお試し。 単品からでもS(スモール)サイズのスープを選べるのが、スープストックと違って嬉しい感じ。 写真で見るからにスープストック以上に具沢山な印象を受けた。 実際その通りだったのだが、具が大きくない。 シアトルっていうくらいでアメリカ〜ンな感じ。 悪く言えばレトルト・スープと言えなくもない。 (レトルトは一概にバカにはできないけれど。) スープは合格としても、一緒にオーダーしたパンがイマイチだった。 パン自体はそこそこおいしいのだろうけれど、良い感じに温められていないのがダメ。 スプーンがプラスチックだったのもなんだか安っぽくて感じられて気分は下降線。 結論から言うとスープストックの方が好みだけれども、これは比較しての話。 スープストックがなければ、今後も利用することはあるだろうなぁ...。 |
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