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公開当時(1980年)は角川が非常に元気な時代で世間的にも話題にはなっていたと記憶しているが、はっきり言って血生臭い映画なので、観に行く気はサラサラなし。 その後もテレビでも何度も放映していたとは思うが、敢えて観ようとは思わず、結局、初めて観たのは世紀をまたいでから。 この8月チャンネルNECOで放映中。 (…といってももう明日10日だけか…)

大藪春彦の同名小説を原作とする映画は、松田優作主演のものが有名だが、他にも、仲代達矢主演、木村一八主演でも映画化されているとは今まで知らなかった。 松田優作演じる伊達邦彦は、原作とはかなり違ったキャラクターになってしまったらしいのだが、この映画はこれで完成しているのだと思う。 役作りのために奥歯を抜いたという松田優作は言うまでも無く、脇を固める室田日出男、鹿賀丈史の演技が素晴らしい。 映画にしてはロングカットが多い。 まるで舞台を観ているような錯覚に落ちるほどの緊迫した演技。 この演技を観るだけでも、この映画の価値はあると思う。

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