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この8月MoviePlusで放映中。 スティーヴン・キング作の短編を原作とした1986年の米映画。 日本公開は1987年4月。 ベストセラー作家の作品の映画化ということで封切り前から話題になっていたと記憶している。 ロードショー公開で観に行った。 夏の終りと子供時代の終り、そして映画を彩る50年代のアメリカン・ポップ・ミュージック。 それらがすべてマッチしていて良い雰囲気だった。 じゃあ、どんな内容だったかな、というとあまり印象に残っていなかったりする。 少年4人が死体探しの旅(旅といってもたった2日間だ)に出る、という映画紹介程度のことはさすがに記憶しているが…。 後で気がついてみれば、リヴァー・フェニックスが出ていた、キーファー・サザーランドが出ていた、ということなのだが、どんな役だったかさっぱり思い出せない。 改めて(テレビで)観て、確かに後味の良い映画ではあるが、内容としてはそんなに濃くないと感じた。 兄を失ったゴーディの家族は、映画「普通の人々」を連想させるが、そのテーマに深く踏み込んでいるわけではない。 それがこのストーリーの目的ではないから当然といえば当然で、少年4人4様の境遇をそれぞれサラリと描く。 これに、兄世代の不良達がからんでくる。 この不良の親分がキーファー・サザーランドだった。 不良達の悪行ぶりを描くよりは、少年4人をもっと深く描いた方が視点が定まったような気もするのだが、 あくまでもサラリと描いているから良いのかもしれない。 これも、サントラ音楽が効果的に映画を彩った作品の一つと言えるだろう。 最後に流れる Stand By Me を聴いていたくて、エンドのクレジットロールを最後まで観てしまう。
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