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そういえば、ここしばらく「心地よい音楽に包まれる」という感覚を味わっていなかったような気がする。
iTunes とか iPod とか手軽に音楽を楽しむツールは増えた。
が、通勤電車で遠慮がちに iPod で音楽を聴いていると、時には無性に大音量で聴きたくなる。
特に1970年代の重厚な音なんかは…。


1970年代というのは、LPレコードの時代だったのではないかと思う。
1960年代ってどちらかというとシングル、LPもあったかもしれないが、モノラルが主流だったはずだ。
1980年代はカセットの時代。
それも急速にポータブル化が進行する。
ついでにいうと1990年代はCDだ。


話がそれてしまった。
レコードに針を落として音量を上げる。
ちょっと大き目がいい。
スピーカーからベストな位置に陣取ればたちまち音楽に包まれた。
…今思えば近所迷惑だったような気がするが…。


そしてコンサートに出かけるようになると、そこでまた音楽に包まれる、という贅沢を味わうようになる。
とはいってもそれは会場依存の要素も大きい…。


最近あっちのライブハウス、こっちのライブハウスとお出かけしまくっていたわりには、今日ほど音楽に包まれる、という感覚を味わってはいなかった。
この前、この感覚を味わったのはホールでのコンサートだったかな…?
とにかく、その感覚がとても気持ち良かったのだ。
その場にいないと味わえない感覚だ。

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