映画でも観たが、どうせなら舞台で観たいと思っていた。
まず思ったことは、英語がそのままききとれればどんなに良かったことか!
字幕というか、日本語訳が出るのだが、映画のスクリーンでみるみたいに調子良くない。
映画でも一度観ているし、あまり気にせず、舞台の方に集中するようにしたが、英語がそのまま普通にわかればもっと楽しかったと思う。
わりと後ろの方の席で少々がっかりしたのだが、前の方だったらそれこそ訳なんて見ていられなかっただろう...
後ろの方で正解。
ミュージカルというよりショーを観ているようで面白かった。
しかも、なんでここまで露出度の高い衣装...まぁ、それはどうでもいいとして...
衣装も含めすべてモノトーンで統一されて、バンドまでが舞台の一部である。
そして、時には“役”もこなす指揮者...
この一体感が観ていて楽しかった。
弁護士ビリーがロキシーを腹話術の人形のように繰る場面は映画でも面白い場面だったが、舞台でもそのまま楽しめた。
脇のはしごを使った場面は凄い。
落ちやしないかと見ていてヒヤヒヤするくらいの場所で歌ってポーズをとって…しかもそれが滑らかで自然。
吃驚。
スカっと楽しい舞台ならではのエンターテイメントだった。
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