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1980年代は、アガサ・クリスティーが流行っていました。 推理小説は映画化やドラマ化され、ドラマのうちいくつかはNHKで放映されていたように記憶しています。 が、当時観た、と記憶に残っているドラマはこの「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」だけ。 日本語にするとやたら長いタイトルが野暮ったくもあり逆に印象に残ったのでしょうか。 この作品が放映されたのは 1981年。 高視聴率を上げたそうで…。 英国製作なんですが、英国チックな映像でした…。 それが「味」なのですが、ビデオ(屋内セット)とフィルム(屋外ロケ)の両方を使った撮影が混ざっていて映像のトーンが変わるのが、変といえば変。 名探偵ではなく、素人探偵が活躍します。 吹き替えは、佐々木功、田島令子。 佐々木功というと、宇宙戦艦ヤマトの主題歌歌手、というイメージが強いですが、この頃は吹き替えも結構やっていたんですね。

アガサ・クリスティーと英国の雰囲気を味わうのにぴったりの作品。 ミステリチャンネルLaLaTVでたびたび放映されているようです。

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