突如として襲われた衝動:トップクラスのミュージシャンの演奏を聴け!
この衝動に至る原因はあるのだが、そんなことはこれを読んでもらっている人にはおそらくどうでもいいことだ。
とにかく良い演奏を聴かないと、自分の耳がダメになっていくような感覚に陥った。
そんなこんなで先日来、自分の iTunes ライブラリからあれやこれやピックアップして聴いていた。
それでもイマイチ不満を抱えつつ、ある日、行き当たったのがこのCDだった。
CDの存在は知っていたが、持っていなかったのでさっそく衝動買い。
現在、iTunesでヘビー・ローテーション。
これはレイ・パーカー・ジュニアが2002年に来日して日本のプレイヤーと一緒に演奏したときのライブ録音。
CDは川崎チッタで収録した音源らしいのだが、実は、私、このメンバーの六本木STB139でのライブに行っている。
メンバーというのは、ミッキー吉野(p)、ポール・ジャクソン(b)、村上“ポンタ”秀一(ds)、斎藤ノブ(per)、本田雅人(sax)。
わかる人にはわかると思うが、もの凄く豪華。
しかし、ライブに足を運んだ時の私は、この豪華さの半分以下しかわかっていなかった(爆)。
このライブの存在は事前にキャッチしていて、興味はあったのだが行くという決定を下せないままその日になった。
なんとか行けそう、ということで六本木に足を運んだ。
この時点でかなりあさはか。
どうせ入れるだろう、とタカをくくっていたのだ。
そうしたら予約で満席。
あやうく門前払いをくらうところ、キャンセル待ちが出たら入れるのでお待ち下さい、というので待つことにした。
同じように待っている人が5,6人いた。
結果、キャンセル待ちは出なかったようなのだが、半立ち見みたいな状況で席を用意してくれた。
良いお店ねー。
椅子はあったのだがテーブルがないので、ドリンクのオーダーはできるけどフードはなし。
とてもお腹がすいた記憶が…(笑)。
肝心のライブの中身。
Ray Parker Jr. というと1980年代にポピュラーシーンでヒット曲を出した人、というくらいのイメージだった。
なので、ジャズ的なセッションが目の前で繰り広げられているのにギャップ。
ジャズに詳しいわけではない。
知らない曲ばかり。
でもジャズ・サウンドも好きだし、何より、演奏の素晴らしさに惹かれたのだろう。
サウンドの心地よさに身をゆだねていた。
最後の最後は「ゴーストバスターズ」のテーマ曲で大盛り上がりだったが…。
その大ヒット曲はこのCDには収録されていない。
あくまでも、そこで行われたライブ・セッションの記録である。
トップ・プレイヤーの共演を楽しむには申し分のないCDである。
PR
WEBLINK [ ] NAME [ トモ # ] EDIT [ ]
私の場合、音楽の好みはあっち行ったりこっち行ったりします。
ポピュラーからクラシックまで。
行って帰ってくるだけでなく、耳が成長して戻ってくるといいですね。