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Delta Lady: The Rita Coolidge Anthology

Adult Contemporary Musicマイ・ブームの流れで行き着いたのがリタ・クーリッジ。 どちらかというとカントリー・シンガーではないの?と思わなくもないが「We're All Alone」つながりで。 2枚組みのベスト盤があるのだが、US盤日本版で若干選曲が違うらしい。 差し替えられている曲に思い入れがあるわけではないので、迷わず安い輸入盤を購入。

カバーをヒットさせているカントリー系女性シンガーで、近年はジャズにも挑戦って、リンダ・ロンシュタットに近いものを感じる。 でもリンダ・ロンシュタットはロック色もあるから Adult Contemporary って感じとはちょっと違うような気がする...。 まぁジャンルなんかどうでもいいのだけど。

「We're All Alone」は女性の声のイメージが強かった。 オリジナルはボズだが、シングル・ヒットさせたのはリタ・クーリッジ。 でも聴き比べてみると、断然、ボズ版の方が好み。 リタ・クーリッジは、他の曲もそうなのだが、ちょっとしつこい感じがする。 もっとシンプルなアレンジでもいいのに。

「We're All Alone」の詞の解釈は諸説あるようだ。 リタ・クーリッジ版の「みんなひとりぼっち」という邦題はそれなりに浸透しているのではないかと思う。 なので、みんな一人、ということを歌っている内容かと思うと別の解釈もできるらしい。 We は詞の語り手と語られる相手の二人で、二人だけ、という意味にもとれるのだ。 ボズ版は、Amie という名の女性に語りかける歌詞になっていて、たしかに男性が歌うと「二人っきり」というイメージ。 リタ・クーリッジ版は女性名のところを変えて歌っているようだ。 …となるとこちらは「みんな一人」と受け取れなくもない。 英語って難しい...。

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