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京都の龍安寺、石庭で有名だが遠近法の錯視を利用しているとは実は知らなかった。
塀の高さが奥に行くほど低くなっているので実際より広く見えるのだそうだ。
知らなかったし、気付かなかったぁ〜と、昔々撮った写真を引っ張り出してきてみたが、…全景写ってないじゃん(苦笑)。
しょうがないか、この写真を撮った時は55mmの標準レンズ一本しか持っていなかったのだから。
しかし、この遠近法の巧みに気付いていなかったということはすっかりだまされていたわけだ。
見る人をだます為に庭を造っているのだから、だまされる方が当然といえば当然だが…。


遠近法の錯視を利用して広く見せる、と言えばやっぱり鎌倉の鶴岡八幡宮への参道。
浜から見ると、宮が実際より遠くに見えるという仕掛け。
つまり浜から宮にかけて道幅がだんだん狭くなるのだ。
実際に歩いてみるとこれはよくわかる。

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