ポール・ニューマン亡くなってしまったんですねー。
主演、出演の映画はたくさんあるが、おそらく一番最初に観たのが「スティング」。
クリスマスの晩にテレビで放映していたと記憶している。
ロバート・レッドフォードと共演。
ストーリー的にはレッドフォード演じるジョニー・フッカーの目線で語られているといってもいいと思う。
街のチンピラだったジョニーが、最後に敵を討って大団円って感じかと思いきや、一番おいしいカッコイイ役をもっていったのがニューマン演じるヘンリー・ゴンドルフ。
フォーマルな姿でカッコよく決めた最後にやられた。
登場時は、情けない酔っ払いのヒモって感じだったのに。
トランプの手さばきも怪しかったのに…。
そう、この映画でのレッドフォードは全然カッコよくない。
とにかくカッコいいのはポール・ニューマン。
「The Players」→「The Set-Up」→「The Hook」→…→「The Shut Out」→「The Sting」という章立てというか章タイトルが気が利いていて楽しい。
映画全編を彩るラグタイム・ピアノがまたいい感じ。
厳密に言うと、ストーリーの舞台となっている時代と、ラグタイムが流行っていた時代とは少々ずれているらしい。
主題曲になっているスコット・ジョプリンの「The Entertainer」は映画を知らなくてもきっと聴いたことのある曲。
これはそんなに難しくないので、練習して弾けるようになった。けど、もう弾けなくなっているだろうなぁ(苦笑)。
とにかく文句なしに楽しくて爽快な映画。
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