iPod Shuffle がやっと届いた。
いや、すぐ届いたと言ったほうがいいのかもしれない。
最初に予約注文した分は、発送予定日を過ぎても音沙汰なしだったので、それはキャンセルしてもう一回注文しなおしたら、すぐ来たのだ。
Amazon の場合、なかなか届かない品物(一つの目安は注文時に示される発送予定日)はキャンセルして注文しなおした方が早く届けられる場合がある。
複数の取次店から品物を取り寄せているのがその原因の一つのようだ。
買い物客からは見えない(わからない)が、注文を受けた時点で、取次店ルートが決まり、早く品を確保できた取次店のルートの注文から出荷されていくという仕組みらしい。
つまり、注文を受けた順番に出荷されないというわけ。
それでも多くの場合は、誤差の範囲なのだろう。
通販の場合、実際に届けられる過程でも運送会社による誤差や地域差が発生するので誤差が打ち消されたり、さらに広がったりするが、結局誤差の範囲とされてしまう。
が、今回のiPod Shuffleのように需要に対して供給が極端に少ないと「キャンセルして注文しなおす」ことをしないといつまでも受け取れない、ということになってしまう。
今回は、Amazon の10%還元につられて Amazon で頼んだので、自業自得というか…。
一割ケチったお勉強代ということにしておこう。
一度注文した品のキャンセルが簡単なのが Amazon の利点だ。
Amazon 側もキャンセルされるリスクを見込んで、システムを運用している。
その辺りをうまく見極めるのが買い物上手のコツだ。
「Amazonを信じて品物の入荷を待っていたけれど、結局ダメだった」
なんていう話を聞く。
品物が入手できなかったのはそれはお気の毒としか言いようがない。
リアル店舗だって、取り寄せやら予約が100%通るかというと必ずしもそうではない。
ただ、リアル店舗の場合は、注文した時点で
「もしかしたらメーカーに問い合わせても在庫がないかもしれません」
「予約は一応受け付けますが、発売日に間に合わないかもしれません」
といったようなニュアンスを伝えてくれる。
が、Amazon のシステムで注文しても、そのニュアンスは伝わらない。
そのニュアンスを適当に読み取って、賢く利用している分には Amazon はとっても便利だと思う。
Amazon のシステムにしても流通ルートにしても、ちょっと他とは違うようなので、日本的な常識で解釈すると裏切られることが多々あるようだ。
その辺はネットなりなんなりで情報を収集するといい。
つまり、買い物する方が賢くなれ、ということ。
通販というものは、現物を確かめて買うわけではないので常にリスクが伴うということを忘れてはいけない。
PR