時を遡ること数ヶ月前、R駅の改札口でパスネットを使おうとしてひっかかった。
えー、何が悪いの???
何も悪いことしていないのに...
駅員さんにみてもらう。
数分経過。(もちろん事前に数分かかる旨のことは言われた。)
が、結局駄目。
駅員さんの話によると、その使えなくなったパスネットをどこかに送って使えるようにしてもらわなければならなくて、それには数週間かかると言う。
まだ3000円以上残っているパスネット、なんとか使えるようにしてもらいたい。
R駅でその手続きをすると、パスネットはR駅に戻ってくるという。
「ご自宅の最寄りの駅で手続きされた方が…」という駅員さんのアドバイスに従ってその場は予備のパスネットで通過。
“ご自宅の最寄り駅”を通る時はだいたいとんでもなく急いでいることがほとんどである。
しかも日頃から最寄り駅として2〜3駅使っているので、ついつい、どこで頼もうか考えてしまう。
そして月日は流れる。
そんなにほっとくなよ、というくらい月日は流れた。
いつも金券ショップでパスネットを入手している(このかわいらしい努力を“ささやかな節約”という)のだが、最近とても品薄である。
「もう扱いません」という金券ショップもあるくらい。
来年度からSUICAと一緒になるんだっけ?
いつまでもパスネットを死蔵させておくわけにはいかない。
しかし何もアクションを起こさないままズルズルと月日を過ごしてしまうのは得意である。(そんなもの得意になってどーするのか!)
いけない、いけない…。
意を決して(んな大げさな…)、最寄り駅でトライ。
駅員さんは、サクサクと新しいパスネット(…といっても当然だが残額ちょうどのもの)にその場で交換してくれた。
その間わずか数分もかかっていない...なんてこと!
もっと早くやっておけば良かった。
そして、その後、深く考えずにそのパスネットを改札に通して...あ!最寄り駅だから定期を通さないと駄目じゃん!
こうして“ささやかな節約”は一瞬にして無に消えるのだった。
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