先日、意を決して足の踏み場のない書庫部屋を整理した。
整理したからといって足の踏み場ができたわけではなく(苦笑)、ただ楽譜を手の届く範囲に移し変えただけだ。
これでピアノのある生活がもっと楽しくなる、というわけ。
しかし、楽譜というのはいわゆる楽譜集だけというわけではない。
そーいえばあの楽譜は写真集に綴じ込まれていた、なんていうものは、相変わらず手の届かないところで、後から思い出したものの再度奥地に踏み込み気にはなれない。
それでも取り出せる範囲に移した楽譜だけで当分遊べる。
早速、ハノンなんぞ取り出してみたりして。
応用編は「1」からボロボロ。
それよりも応用編に踏み込まなくても「2」でひっかかりまくりなのは我ながらショックだった。
失った時間のツケは大きいと思っていたのだが、それでもピアノが届いて10日ほど、だいぶカンが戻ってきた感じがする。
さすがに平日はまったく鍵盤に触れられない日もある。
自分が楽しむためのお遊びだから、練習といったってそう真面目にやるわけではない。
それでも、一週間くらいでポロポロと思い出してくるものはある。
昔苦手だった部分はやっぱり今でも弾けるわけがない。
人に聴かせたい、なんてことはまったく思ってはいないが、せめて、外へ漏れ聞こえる音が恥ずかしくない程度(苦笑)には弾けるようになりたいものである。
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