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私が動画編集に手を染め始めたのがかれこれ6年前。 (しみじみ) もちろんホームビデオの域を出ないのだが、iMovie のおかげで素晴らしく見栄えのするものを作ることができた。 だから楽しくなってしまった。 当時まだOSのバージョンは9。 2Gより大きいファイルは作れない2Gの壁があった。 が、DV形式で2Gってせいぜい9〜10分。 iMovie が管理する一つの編集映像はファイルではなくフォルダだった。 その頃の iMovie はおそらく90〜120分という長尺の映像編集を想定していなかったと思われる。 編集はできても、メモリ不足で通しの再生やDV書き込みが危うかった。 仕方なくいろいろ小手先の技(っていうのか?)を使って乗り切った。 そこまでするか?っていう話もあるのだが、後戻りできないところまで凝ってしまって後の祭り。 その他、120Gの壁なんていうのもあったなぁ…。 パソコンが120G以上のハード・ディスク・ドライブを認識しないって話...。

時は流れ、今、私がアセアセと編集している映像ファイルは既に120Gを越えている。 DV形式だから10時間以上(たぶんもっとある)の映像から仕上がりサイズ90〜120分を想定して作っている。 それでも編集できてしまうのが iMovie の凄いところ。 でも、きっとこんな使い方は想定していないのだろうなぁ...というか、少なくとも容量を喰うDV形式で扱うのに無理があると思うべきなのだ。 iMovieHD は MPEG4 にも対応しているので、全部変換しようかとも考えた。 …が、切り刻みの編集をすることを考えるとDV形式はそのままの方がいいに決まっている。 で、結局ハードディスクを増設して乗り切っている自分がいる(半分バカ、たぶん)。 今回はこのままいくが、次に同じような仕事を拾ってくるとしたらあらかじめ考えないとなぁ...。

その120Gを越えている映像ファイル、なんと一つのファイルである。 2D(2DDでも2HDでもない)のフロッピーディスク使用経験者にとっては隔世の感。 当時はそのフロッピーディスクでもとんでもない量が保存できると感動だったのだ。 一つのファイルがそんなに大きいとそれはそれで扱いにくい。 ところが、最近やっと気が付いた。 見かけは一つのファイルだが、実態はフォルダで、中身は以前のiMovieのようにクリップごとにファイルがあるようだ。 な〜んだ、やっぱりそうか...。 いまいちまだ新しいバージョンの iMovie を使いこなしていなくて、iTunes ライブラリからしか音楽を取り込めないことにショックを受けたりしている。 便利になったのだか不便になったのだか...。

映像編集ではパソコンのCPU能力などのスペックに加え、ハードディスクのスペックやインターフェースも重要なポイントである。 映像ファイルが巨大化してくると必然的に外部ドライブにデータを置いて編集することになるのだが、どんな外部ドライブに置くか悩ましい。 Mac で扱うのだからやっぱり Mac のフォーマットでないとね、というのは昨日、身に染みた。 その他、USB で繋ぐか FireWire で繋ぐが、外部ドライブが 7200rpm だったら 5400rpm の内臓ドライブより速いのではないか...とか。 データが断片化していると思われる500Gの大容量ディスクより、160Gのまっさらなディスクの方が速いかもしれない...とか。 そんなことまで考えているようだから...かなり追い詰められてます(汗)。

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