やたら展開が早い。
…というか J.R. 間抜け過ぎでらしくない。
ミシェルにユーイング石油の売却を迫るあたりは“らしい”のだが、その後、ウエストスターの会長の座が舞い込んでくる話にあっさりのってしまうなんて、あまりにも軽率で“らしくない”のではないか?
良い人ぽっかったクリフも、ユーイング石油の所有の為にミシェルを半ばだまして結婚してしまうなんて、悪い人に逆戻り。
というか今まで良い人ぽっかった方がおかしかったのだ。
やっぱりクリフはクリフ。
しかし元弁護士のはずなのに、何かと頼りないなぁ…。
まぁそこもクリフなんだが。
スライの変り身の早さも凄い。
2ヶ月前に知り合って「着いていきます…」って若い小娘ではないんだから…と思ってしまう。
まぁ J.R.にフラレタという見方も出来なくはないのでそれもありか…。
そのスライと仲良しのフィリス。
こうもきっぱりとJ.R.の下で働くことを拒否するとはねぇ…。
爽快すぎる。
当然といえば当然だが、「J.R.さんは良い人」と主張するスライとどう話を合わせていたのか…謎(笑)。
この期に及んでダスティが出てくるなんて、なかなか凄いダラスならではの人間模様。
結局、マッケィってやり手キャラだったのか…。
呑んだ暮れ親父系の方が似合っていたような気がするが。
このゴタゴタがすべて一回のエピソードに詰まっているところでアップアップ。
しかし、これくらい展開が早くないと J.R. があそこまで急激に落胆はしないか…。
おそらく、今まで何度も這い上がってきたJ.R.に二度と這い上がれないくらい落ち込んでもらうのがストーリーの結末としての落としどころなのだろう。
後の2回はおまけ的大サービスエピソードのはず。
展開としてのストーリーは終っている。
おまけを存分に楽しんで視聴者が納得すれば良し、という感じのエンディングなのだろう。
最終回らしい最終回になっているらしいが、続行か打ち切りか決まらないままシーズンエンドを迎えてしまうアメリカ・ドラマが実は多いらしい。
きちんと終止符をうってシリーズ終了になったのはドラマにとって、いや視聴者にとって、幸いの一つか…。
なつかしのキャラ総集編、楽しみである。
TVムービーがあるんだからJ.R.は何度でも這い上がるのだ。やっぱりそこまで見なくちゃ←しつこい?
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