なんだか話がもうぐちゃぐちゃではありませんか?
いろいろ破綻しまくってますよ。
ストーリー・ライター陣はいったい何をやっているのでしょう。
オープニング・クレジットに名を連ねるキャラが増えてしまったとはいえ、毎回のエピソードに登場しない人物がかいるというのは、いったい「レギュラー」って何?という感じ。
エイプリルが、毎回のように回想シーンで出てくるのもくどい。
その辺は、ストーリーの面白さよりもキャスト重視になってしまった“成れの果て”というか。
無名のキャストが有名になるにつれ、キャストの都合が大きく関わってくるのは連続ドラマの宿命みたいなものかもしれない。
しかし、製作されているリアルタイムではキャストで視聴率を稼げるのだから、必然の結果なのだろう。
あの ER だってそうだ。
さて、話を「ダラス」に戻して、なんとなく若手を中心に軸を移そうとしているのか、という意図が見え隠れする。
ドラマの中心人物であったJ.R.やクリフの老けっぷりを見ると、世代交代もしょうがないのかなぁ…と思う。
しかし、うまく世代交代に持っていけなかったのだろう。
エリーさん不在のごまかしというか辻褄合わせも限界だ。
スター性よりも演技面からドラマを支えていたという点も見逃せない。
結局「ダラス」はこのシーズンで幕を閉じるのだ。
だから、ここまでぐちゃぐちゃになってもあと少し、最後まで見届けよう、という気になれる。
先の見えないドラマだったらこの辺りで離れてしまったかもしれない。
連続ドラマとしては間もなく最終回を迎えるが、その後に、続編としてのTVムービーが2本ある。
それも忘れずに放映して欲しいものだ。
PR