レンズってカメラの交換レンズのこと。
普段は4本なんて持ち歩かない。
趣味なんだから、道楽なんだから、軽〜いノリで撮っているのに重たい思いをしてレンズをたくさん持ち歩くなんてナンセンス。
だいたい、撮影途中にレンズを交換するという手間を考えると2本がいいところ。
しかし撮影を頼まれてしまった場合は、そんなお気楽なことも言っていられない。
現場で使うのは2本だとしても、その2本の選択に悩んでしまったので4本持っていた。
初めてのライブハウスではなかったのだが、どの辺から、つまり被写体までの距離がどれくらいの位置から撮れるかがわからない。
だいたい予想はしていて、ほぼその通りの場所から撮影することができた。
…が、その予想した位置。
前回、その辺りから撮ったのって…デジカメでなくフィルムカメラではなかったか?
その時、持って行ったレンズは思い出せる。
…が、デジカメだと勝手が違う。
いったいどんなアングルでステージが、ステージの上の人物がファインダーに収まるのか…。
頭はグルグル。
えぇい、こうなったら4本だぁ!
…結局4本中3本使った。
メインは2本。
自分で趣味で撮っている時、しばしばやってしまうことが、バッテリー切れ。
撮りたいのに撮れない悔しさ。
充電し忘れたり、充電した電池を持ち出すのを忘れたりする自分がいけない。
ハハハ、と自分を笑えば済むことなのだが、頼まれた場合はそうはいかない。
今回は相当の枚数を撮ることが予想される。
保険的な意味合いで余分にシャッターを切っておかないと安心できない。
メモリーカードだって2G(ギガ)1枚では足りないかもしれない。
準備万端にしておかなければ!
…とか思いつつ、フル充電した充電池を予備に持ったことを確認して安心したところが、やっぱりツメが甘い>自分。
カメラに入っていた電池はすでにローの状態だった。
ハハハ。
まぁ、予備電池で結果オーライ。
メモリーカードは2Gで収まらなかった。
すぐに予備のメモリーカードを撮り出せるようにしておいたのは正解。
なんだかんだ、と一晩で800枚超。
選別して300枚強しか残らなかったが、これはほぼ予想通り。
もう少し成功率を上げたいのだが、こんなものか。
とてもじゃないがフィルムではやっていられない枚数。
しかし、フィルムで撮るような雰囲気をデジカメでは撮れないんだなぁ...。
今回、撮りながら思ったこと。
写真を撮るのに理想的な環境でなかったとしても、いかにそれを逆手にとることができるか。
劣悪な環境でもそrを味方につけて撮る…それができればたいしたものだ。
ライブハウスの場合「暗い」ことが一番のネックになる。
明るいレンズを使う、といった正面からのアプローチもあるのだが、それだけではやはりダメ。
後方からステージを撮った時に、客席の人の頭が邪魔になることもある。
しかし、お客さんあってのステージ。
それも絵の中にうまく生かせれば上出来だ。
その他いろいろ...。
こういった悪条件をなんとか味方につけたい、どうすれば…?
これは次回へ持ち越しの課題だなぁ。
とか言いつつ、結局、“感覚”で撮るのが“私”流。
プロじゃないし。
なので、ライブだったらめいっぱい楽しむ自分もそこにいる。
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