Side A
- THROUGHT THE LOOKING GLASS 鏡の世界 [Tommy Boyce/Bobby Hart/Red Baldwin]
- DON'T LISTEN TO LINDA リンダに耳をかすな [Tommy Boyce/Bobby Hart]
- I WON'T BE THE SAME WITHOUT HER [Tommy Boyce/Bobby Hart]
- JUST A GAME [Micky Dolenz]
- ME WITHOUT YOU 君なしの僕 [Tommy Boyce/Bobby Hart]
- DON'T WAIT FOR ME 待つのはおやめ [Michael Nesmith]
Side B
- YOU AND I 君と僕 [David Jones/Bill Chadwick]
- WHILE I CRY [Michael Nesmith]
- TEAR DROP CITY 涙の街角 [Tommy Boyce/Bobby Hart]
- THE GIRL I LEFT BEHIND ME 恋の思い出 [Carole Bayer/Neil Sedaka]
- A MAN WITHOUT A DREAM 夢のない男 [Gerry Goffin/Carole King]
- SHORTY BLACKWELL [Micky Dolenz]
Bonus
- SOMEDAY MAN [Roger Nichols/Paul Williams]
- Carlisle Wheeling (Alternate Version) [Michael Nesmith]
- Rosemarie (Early Version) [Micky Dolenz]
- Smile (Previously Unreleased) [David Jones]
- St. Matthew (Alternate Mix) [Michael Nesmith]
- Me Without You 君なしの僕 (Alternate Mix) [Tommy Boyce/Bobby Hart]
- Through The Looking Glass 鏡の世界 (Alternate Mix) [Tommy Boyce/Bobby Hart/Red Baldwin]
メンバーの一人ピーター脱退後、1969年発表のアルバム。
タイトル名が示すとおり、これまで発表しなかった既存の曲を利用して即席で作られたらしい。
小粒ながらなかなか良い曲が揃っていると思うのだが、いまいち力が入っていないというか、アルバムとして聴くとバラバラ感でインパクトに欠ける。
過去を引きずりつつ未来を模索しているようなそんな感じ。
シングルカットされた「涙の街角」など、過去の録音をそのまま流用したような雰囲気の曲もあれば、
「リンダに耳をかすな」のようにAORなポップっぽい志向の曲もある。
ちなみに「リンダに耳をかすな」の初期バージョンはMORE OF THE MONKEESにボーナストラックとして収録されているので比べてみると面白い。
そんな中、ボーナスで収録されている「SOMEDAY MAN」の出来が突出しているように思う。
もとはシングルのB面扱いでアルバムには収録されていなかったものだ。
おまけとしては、この次のアルバムThe Monkees Presentの方が適当のような気がする。
が、意地悪な見方をすれば、これくらいのおまけ付でないとこのアルバムはイマイチかもしれない。
「SOMEDAY MAN」以外のボーナス・トラックは、やっぱりボツ・バージョンかなという感じだし。
いやそのボツ・バージョンでも埋もれたままにせず世に出してくれるのは、ファンからすれば嬉しいことだ。
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