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iPhotoを使い出してから2年とちょっと…。
iPhoto 2 → (iPhoto 4 →) iPhoto 5 → iPhoto 6 と...随分頻繁にバージョンアップしているなぁ...その進化の恩恵をありがたく享受してきた。
小さな不満はあるものの、私がデジタル写真を管理する上で、iPhoto なしでは考えられないくらいにどっぷり依存している。


あぁしかし悲劇は起こったのだ。
事の原因は、iPhoto ライブラリのお引越しをしたこと。
iPhoto のデフォルトでは写真を読み込む際に「iPhoto」で使用するためのコピーがライブラリ内に作成される
つまり、デフォルトのまま使うと巨大に膨れ上がるライブラリを一つのパーティションにおいて置くような仕様になっているのだ。
これはあまり具合が良くない…というのは、私がメインに使っているノートパソコンの内臓HDDは100Gしかない。
100Gある、と言いたいところだが、ぜんぜん足りない。
iPhoto 6からは、読み込み時にライブラリ内に写真の複製を自動的に作成せずに、オリジナルを参照するよう選択することができるようになった。
どうなっているかというとエイリアスで解決しているようなのだが、これは読み込み時の設定である。
私の希望としては、むしろ古いものをエイリアスだけ残して外付けのHDDなりNW上のHDDへ移したい。
新しいものは作業する場の近く、古いものは遠くでアーカイブ、エンタープライズ的な言葉を使えばHSM...ファイルの階層的管理だ。
ごくごく自然な発想だと思うのだが、iPhoto でそれを実現するには手作業でやらないとならない…億劫。


ライブラリを分けてしまう、という選択も出来るのだが、iPhoto 6 の売り文句の一つは「一生分の写真を一元的に管理できる」だったかな?
...とにかく分けてしまったら iPhoto で写真を管理する旨味が半減する。
iPhoto の方で、一度、分けてしまったライブラリを簡単に統合するメニューが用意されていない限り、そう簡単にライブラリを分割する気にはなれない。
分割は簡単だが統合はシェアウェアに頼らないければならないし、そのシェアウェアがいつまできちんとバージョンアップに対応して提供され続けるか保証はない。
(そりゃぁ、iPhoto で機能の一つとして用意されたからといって保証にはならないのだが...)


さて、悲劇の話に戻ろう。
ここで述べている不便さでいずれ困るということは事前に容易に想定できた。
しかし、状況が極限まで逼迫するまでほっておくのが、危機管理がなっていない人間(←私のことだ)の性である。
とにかく70Gにもふくれたライブラリはコピーするだけでも時間がかかる。
なし崩し的に、とりあえず外付けドライブに移した。
で、しばらくその形態で使用。
外付けドライブなんてノートの旨味が半減、なんとかしなきゃ、と思いつつ、iPhoto 起動の時だけ外付けを接続して凌いでいた。
つまり面倒と思いながらも外付けドライブを付けたり外したりしていたのだ。
ここで使用した外付けドライブってやつは、電源がないと動かない。
線がつながっているのがなんと鬱陶しいことか...
そして外れたのだ、その線が...ガ〜〜〜〜ん。
ちょうど iPhoto 起動中。
いや〜な予感がしたのだが、次に接続して iPhoto を起動したときは、既にサムネイルはすべて白アイコン化。
編集画面に出る写真も真っ白。
私は真っ青。


まず恐れたのは、オリジナルの写真がふっとんだのではないかということ。
数ヶ月前、ひょんなことから、ライブラリ内の何枚かの写真のサムネイルが白アイコン化していることに気付いた。
さらにオリジナルの写真が消えていた...ガ〜〜〜〜ん。
中にはレートに☆4つをつけたのも...(涙)。
原因はさっぱりわからないし、いつごろからそうなっていたのかもわからない。
管理している写真の枚数が多いので通常はフィルムロールを閉じた状態にしているからだ。
原因が思い当たらない、というのは怖い。
バックアップの必然性を感じたが時遅く、既にバックアップを取る空HDD空間がなかった(汗)。
さて、幸いにも今回の真っ白化では、オリジナルの写真はライブラリ内に残っていた。
そこで、ライブラリの再構築を試みた。
が、事態は改善しない。
なぜだ?
あれこれ選択肢を変えてライブラリの再構築を試したり、バックアップを取った上で、iPhoto のいくつかの設定ファイルなどを捨てて再起動など乱暴な試みもしてみたが、壊れたライブラリは戻らない。
XMLファイルをいじってみようかと思ったが、相手は1万8000万枚を越える写真。
何か上手い手を考えないと気が遠くなるような作業になるかもしれないし、よくわからないままいじるのは危険を伴う。
iPhoto ってヤツはバージョンアップの度にファイル(写真)の管理方法を変えてきているのだ。
ネットの海を検索しても古い情報はあまり役に立たない。


ただでさえ暑いのに、あれこれ試す為に外付けHDDとノートパソコンをずっと稼動させていると熱くなる。
どうかなりそうだ。
ここで取り得る選択肢はもう一つある。
外付けに引越しする寸前のライブラリがまだ完全な形で残っている。
(消さなくて良かった〜。)
引越し後に新しく取り込んだ写真の数も結構バカにならない。
しかし、それらについてはレーティング付けやレタッチの編集作業を施しているものが少ない。
新たな写真として読み込みなおしても、比較的ダメージは少ないだろう。
この復帰方法が一番現実的な線かと現在考えている。
...とは言ってもね、コピー作業からやることになるのでこれまた時間がかかるのだ。
なんて言っていないで早めにとりかからないと、後の計画にいろいろ支障が出てくる。
“アルバム作る計画”とか“半額サービスのうちにプリントを頼む計画”とか...こういう管理をすべてiPhoto上で行っていたので、iPhoto がないと手も足も出ないのだ。

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