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かれこれ4年前に買ったiMacがいる。
iMac G5が出た今となっては二世代前のCRT iMacだ。
元気に問題なく動いている、という状態ではないので、決定的に壊れる前にサッサと下取りに出すのが賢いところなのだが、おにぎり型iMacには手放しがたい愛嬌がある。
使い続けるなら、中身(メモリ、ドライブ、ハードディスク)をアップグレードしようかと考え始めた。
しかし、アップグレード費用もバカにならないので、悩む…。
自分でやるのも少々億劫だ。


買って早々から悩まされたのが、メモリ不足だ。
買った時にメモリを増設しなかったわけではない。
一応増設はしたのだ。
その時の予算の都合や、メモリの費用のこともあり、結局それでなんとか使い続けてきた。
しかし、それも限界にきたようだ。
使い続ける気があるのならば、メモリの増設は必須だ。


Macのメモリ交換や増設は少々厄介、という話を聞いたことがあるので、本当に切羽詰るまでほったらかしてきた。
購入時の増設はショップのサービスだったので自分ではやっていない。
Windows OS のノートパソコンのメモリ増設を自分でやったことはある。
メーカー純正のメモリで増設したときは、一回で認識してくれたから良かった。
別のマシンでサードパーティー製のメモリで増設したときは、なかなかメモリを認識してくれなくて、手間取ってしまった。
いずれにせよ、積極的に自分でやりたい作業ではなかった。


マシンを持ち込めば、メモリを増設してくれるショップはある。
しかし、CRT iMacを持ち込む(あるいは送る)のは面倒だ。
ハードディスクを交換するつもりがあるのなら全部まとめてやってもらえば…などと考えたが、その費用を出すことに思い切りがつかず時間がズルズルと過ぎていく。
しかしある日突然、メモリ交換を自分でやってもいいかな…という気になってメモリだけ衝動買い。
とにかくメモリさえ増設すれば、ハードディスクなどは外付けにしてもいいのだ。
むしろその方が融通は利く。
ハードディスクを換装してしまうと、メーカーサポートが受けられなくなってしまう心配があるが、メモリだけなら大丈夫。


さて、注文したメモリが届いた。
念のため、iMacのハードディスクのバックアップをとっておく。
さて、いよいよ、交換…。
…なんのことはない、とっても簡単だった。
「開ける」といプロセスがあるのだが、ドライバーすらいらない。硬貨で充分。
今まで躊躇していたのがバカみたい。
ちなみに、CRT iMacでも初期型は少々厄介らしい。
Slot Loading方式の後期タイプは、メモリは増設して下さい、交換して下さい、と言わんばかりの設計だった。


メモリがささったからと言って安心してはいけない。
が、OSを起動してみると、ちゃんとメモリを認識している。
あっけないほど簡単…。
メモリテストもOK....
さて、次は不調が疑われるハードディスクのチェックだ。


To be continued ...
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