随分長いことさぼってしまったので、果たして読者さんが残っているかどうか不安。
忙しかったといえば忙しかった。
いや、過去形でなく現在も進行形で継続して忙しい。
書くネタがないほど忙殺されていたかというとそういうわけでもなく、書くネタはあってもそれを文章にまとめる時間がないのだ。
下書きを保存しておいたUSBメモリはどこかに行ってしまうし…。
とか言いつつ、このわずかな間に本は5冊読んでいる。
...だから時間がないのか?(爆)
新しいゲームにも手をつけていたりして…(おぃおぃ)。
時を遡ること約3週間ほど前のこと。
その日も、カメラをもって出かけていた。
写真を撮る前にメモリカードのフォーマット。
これでよし、パチパチ、カシャカシャ…。
すっかり気をよくして帰宅。
パソコンに写真を取り込もうとメモリカードを繋いだ。
…ん?
何かおかしい?
メモリカードのディレクトリには、この日ではなく前回撮った時の日付でファイルが並んでいる。
が、それを読み出せるわけではない。
壊れている、と言って怒られる。
カメラに戻してプレビューしてみようとしても、この日に撮った写真が一枚だけかろうじて表示されただけで残りはなぜかそれより古いファイル。
でもやはり壊れているから読み出せないといったような表示が出る。
がぁ〜ン。
いったい何が起きたのか?
前回撮った日付のファイルがディレクトリにリストだけ残っているということは、フォーマットに失敗したということに違いない。
またカメラが壊れた!?
試しに別のメモリカードで試してみるが、ちゃんとフォーマットできる様子。
運悪くフォーマットに失敗し、それに気付かず私は、この日、撮り続けていたということか。
ショック大き過ぎ。
撮影中でやたらカメラが熱くなってきたのには気付いたが、まさかそのせいではないか不安になる。
連続して撮り続けるとデジカメは熱くなってくるのだが、その熱が悪影響なんて...あー考えたくない。
カメラの不調も気になるが、この日に撮ったデータも気になる。
カメラに戻したり、パソコンに繋いだり…。
でも読めない。
あるいは、メモリカードがおかしくなったのか。
USBメモリはダメになるまで使ったことがある。
メモリカードもいずれはダメになる。
その時が来たのか。
読み出せないならば、同じ、とカメラにセットして一枚だけ写真を撮ってみる。
撮れる。
見られる。
読み出せる。
謎。
2,3日後、パソコンに繋いだらなぜか10枚ほど読み出すことができた。
もしや、と思って、カメラにセットして再び一枚だけ新たに写真を撮ってみたが、事態は良くならない。
これ以上、新たに写真を撮っても、過去に撮った写真をどんどん上書きしていく可能性がある。
...そう、ファイルのサルベージを試すならばもうこれ以上いじらない方が良い。
今回撮った写真はあきらめる気になれなかった。
ネットで検索してファイルのサルベージをできるソフトを探す。
いくつかあるはずだ。
そのうち評判の良いものはどれだ?
Mac プラットフォームで二つに絞り込んだ。
そしてそのうちの一つ「ファイルサルベージ」のダウンロード体験版を試してみた。
メモリカードにある画像ファイルを認識している模様。
体験版なので救出はできない。
運悪くソフトのバージョンアップが近いので即購入はできない。
店頭に残っているパッケージ版を探してもいいのだが、ダウンロード版の方が安いので新バージョンが出るまで待つことにする。
その間、問題のメモリカードは封印。
その後、別のメモリカードでカメラを使ったが同じ現象は起きなかった。
カメラは大丈夫そう、たぶん。
さて、忙しくて新バージョンが出たのを忘れるところだった。
そーいえばもう発売になっているはず、とダウンロード購入を決行。
つまらない出費とも思うが仕方がない。
今まで、サルベージ・ソフトを買ってまで救出することはない、と思っていたものも救出できるようになるのだ。
そう、今回失われたデータはサルベージ・ソフトを買ってまで救出したかった。
ドキドキしながらアプリを起動する。
ファイルは救出されているようである。
待ちきれず、救出されたファイルを保存していくフォルダをのぞく。
無事、救出されている模様。
...と同時に目に飛び込んできたのは写真に収めたキラキラの時間。
やった!
数百枚の写真を3週間ぶりに救出。
何枚か救出復元できなかったものがあるが、きっとそれは失敗写真、と思うことにする。
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