ミステリ・チャンネルで放映中の「エラリー・クイーン」… 1978年に日本で放送されたってまったく記憶にないなぁ…。
「エラリー・クイーン」のミステリーはいくつか映画化はされていたように記憶しているが、このようにテレビ・シリーズものになっていたとは知らなかった。
一話60分ではなんだか物足りない…アガサ・クリスティじゃないんだからって感じがしなくもない。
それは、どちらかというとエラリー・クイーンの作品では、短編より長編ものの方が好きだからかもしれない。
実は、クイーン親子が活躍するシリーズよりドルリー・レーンの悲劇シリーズが好きなのだが…。
話をテレビの戻して、クイーン警部役の役者さん…どこかで見たことがある…と気になったので調べてみた。
ダラスの初代ディガー・バーンズだった。
片や飲んだくれ、片やニューヨーク市警の敏腕警視…すぐに気がつかなかったよ…。
このシリーズが放映されていたという1978年頃から1980年代前半にかけては、わりとエラリー・クイーンが流行っていたように思う。
角川文庫にかなり入っていたのもこの頃…いつでも買える…と油断していたら、最近ではハヤカワ・ミステリシリーズでないと揃わない(たぶん)。
…ってことで訳の読み比べなんて今さら出来ない。
どちらが良いかよくわからないのだが、角川文庫の装丁は好きだった。
最近では推理小説なんてそんなにはやらないのだろうか。
流行り廃りがあるものだなぁ。
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