やっと観られた〜 …ってポール・ニューマンが出ているから観たかっただけなのだが…。
そのポール・ニューマンはすっかりおじいちゃんだった。
この後に出演した映画の方が若々しい…少なくともエネルギッシュな感じがするのだが、それも役づくりとしてなのだろうか。
しかし、子の理解者父役でのニューマンの演技は光っている。
一方、メインのラブ・ストーリーは…というと、似たような話どこかでなかったか?
「モンタナの風に抱かれて」と似てるといえば似ている。
ギャレットはなぜテリーサに心を開いたか…そこに至る過程が物足りない。
だって、ギャレットはガチガチに前妻を想いそこから逃れられなかったヤツだ。
ここで心を開いてもらわないとストーリーが先に進まないのはわかるが、なんだかご都合主義。
ギャレットが短期間で心を開くほどのイイ女にテリーサが見えないのがなんだか…。
その辺、原作で読めば入っていけるのかもしれない、と考えてしまう。
最近、そんな映画が多いなぁ…。
理屈ではなくて楽しみましょ、というタイプの映画でもないだろう、これは。
後味が良いとはいえないエンディングにはいろいろ意見があるようだが、ハッピー・エンドでなくて良かった。
仮にハッピー・エンドで映画が終ったとしても、どう考えてもあの二人うまくいくわけないでしょう。
ギャレットの好む生活環境と、テリーサのライフ・スタイルはあまりにも違いすぎる。
だから余計にギャレットがテリーサに惹かれたのがわからないのだが…。
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