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1989年。日本では1990年4月公開。

ストーリーとしては地味なのですが、出演している女優陣の演技が素晴らしくて、ついひきこまれてしまいます。 その女優陣とは、サリー・フィールド、ドリー・パートン、シャーリー・マクレーン、ダリル・ハンナ、オリンピア・デュカキス、ジュリア・ロバーツ。 ジュリア・ロバーツが「プリティ・ウーマン」に主演する前の作品です。 ドリー・パートンというと、「9 to 5」をヒットさせた歌手というイメージの方が強かったりするのですが、どうして、なかなか良い味を出しています。 ダリル・ハンナというと、美人の可愛い女の子、というイメージが強いように思いますが (「スプラッシュ」「夜霧のマンハッタン」などに代表されるように、少なくともこの映画の公開の頃は…)、 ここでは、個性的な眼鏡をかけて、一風変わった女の子を演じています。 サリー・フィールドは普通のお母さんを普通に演じている、といった感じ。 「フォレスト・ガンプ」や「ミセス・ダウト」から比べるとあまりにも普通のお母さんですが、 それを自然に演じているところがやっぱり凄い。 かなり癖のあるおばさんを演じるシャーリー・マクレーンの迫力は凄い。 オリンピア・デュカキス演じる、品の良いおばさま、と対をなしているところが何とも…。 ジュリア・ロバーツは「プリティ・ウーマン」でスターになったけれども、その後の活躍よりもこの映画の方がずっといいのでは?

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