米タワーレコードが破産法申請したそうだ。
ちなみに、日本のタワーレコードはまったく影響はないらしいが…。
時代の移り変わりを感じる。
つまりレコードを店舗で買う時代ではなくなってきているということ。
ネット通販でポチッといくか、ダウンロードで買う時代に確実に移ってきているに違いない。
タワーレコードというと、渋谷、今の店舗ではなくハンズの裏の方にあったお店(階段を上がって2階だったかな)に一番通ったと思う。
日本盤だと3000円近くするアルバムが、2000円くらいで買える。
ただし、ライナーなし、歌詞カードなし、心なしかレコード盤もジャケットも薄っぺらかった。
日本発売のレコード盤は黒く光っているイメージだったが、輸入もののレコードはビニールかすがまだついているようなイメージ。
しっかりしている日本盤の方が音が良いとかそんなことないとか、そんな話もあった。
日本盤か輸入盤か選べるものは好きに選べばいい。
日本では発売されていなかったりとっくに廃盤になっているようなレコード(海の向こうではレーベルを変えて再発されていたりする)が並んでいるのが、なんといっても魅力だった。
企画もののクリスマス・ソングのシングルレコードなんかもあったなぁ...。
通ったわりには、当時のお小遣い事情もあり、それほど買ってはいない。
やがて、レコード店にCDが並ぶようになる。
輸入もののCDはレコードのたての長さに合わせて細長い箱に入っていた。
なぜ、無意味に長い箱に入っているのだろう、と思っていたが、商品の陳列棚をレコード仕様のまま使うためだったらしい。
日本でもシングルCDは、シングルレコードの高さに合わせたパッケージが浸透したが、アルバムCDが細長い箱に入れられることはなかったから、最初は不思議だった。
ハンズ裏にあった渋谷のタワーレコードの記憶はその辺まで。
その後ふと気が付くと、タワーレコードはあちこちにできていた。
何時の間にやらちょっとマニアックな雰囲気はなくなり、日本盤も置くようになっていた。
さてさて、日本のタワーレコードはまだまだがんばれるのだろうか。
PR