時代の流れはBBSよりblogである。
もっと言えば、人つながりのSNSである。
話題中心で集まってきたコミュニティから人中心に集まる、つまりお友だちつながりのコミュニティが主流になってきた。
それで何が起きたか。
お友だちつながりって良くも悪くもタメ口OKだったり、なぁなぁだったり、ぬるま湯である。
ネット上でコミュニケーションが完結しなくてもリアルな世界で補完できる。
ところが、話題中心、誰がいるかわからないコミュニティでは、なかなかそうはいかなかった。
タメ口OKとか言っても最低限の礼儀はわきまえないととんだしっぺ返しをくらうものだ。
リアルな世界で補完できると限らないから、文字だけのコミュニケーションがたより。
絵文字だって免罪符にはならない。
使うな、とは言わないが、絵文字なんかに頼っているようではダメなのだ。
文字だけの世界、一度で相手にすべて伝わると思ってはいけない。
自分の発言(書き込む)に責任を持つ。
そういう世界に身を置いていると(ROMでなくて)自然のネット・コミュニケーション能力は上がるのだが、掲示板文化は、今、廃れる方向にあるように思う。
流行っている掲示板といえば、匿名掲示板。
そこにはハンドルというアイデンティティもない。
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