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第38話 「エリーを襲う病魔」
エリーは胸の異常が気になり検査を受けたが、ついにその結果が“疑わしい”
と出た。そんな時、ジョックは前妻アマンダへの信託基金を考えている事をエ
リーに打ち明ける。自分も病気でアマンダのように棄てられるのではないかと
考えたエリーは、黙って手術のため入院する。一方、スーエレンはロデオ大会
で知り合った牧童のダスティとの再会を楽しんでいた。

第39話 「ジョック夫婦の危機」
手術を受けたエリーと、何も知らされずかけつけたジョックの間に深いミゾが
出来た。エリーの病気は早期の手術で完治したことがわかったが、エリーにとっ
ての悲しみは乳房をひとつ失ったことだ。これでジョックに棄てられるかもし
れない。不安に苛まれてエリーの精神状態は不安定になる。一方、スーエレン
は、そんなあわただしい中でダスティとあわや深入りしそうになる。

第40話 「はかられた恋」
JRは若い弁護士アランに、クリフを国政に立候補させるための支援体制をとら
せた。もちろん表向きは、アランがJRを裏切ってクリフに味方しているという
筋書きだ。そして立候補を決心させ管理局長を辞任させようというわけだ。一
方、何も知らないルーシーがアランを好きなってしまう。JRにたてつく勇敢な
男だと思い込んだのだ。アランもまたルーシーと結婚してユーイング家の一員
になるという野望を持つ。
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しばらく見損ねていたうちに第2シーズンに入っていた。
ダスティは出てくるし、アランは出てくるし、東南アジアの油田の話はあるし、ダラス最大のクライマックス "Who Shot J.R.?"への道筋が着々と進んでいるではないか。
第1シーズンではジョックが病気→手術で、第2シーズンではエリーさんが病気→手術。
次から次へと何か起きるのがダラスだが、オーソドックスなネタは初期段階ですぐに使い尽くしてしまう。
だから後になればなるほど少々無理を感じるエピソードが増えていくのは仕方のないことなのだろう。


日本での初回放映時(1980年代)、大家族のゴタゴタ劇は日本でも通じるものがあると感じながら見ていたが、今回、エリーさんの病気の一件とそれぞれの接し方は、実にアメリカ的に映った。
最後はオープンにして話し合う、というところが、だ。
サバサバざっくばらんというか…、日本人だったらひたすら内に篭りそう...。


あと思ったことは、音楽の雰囲気や使い方がとっても1970年代海外ドラマチック。
終盤のダラスと比べると随分な違い。


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