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スーパードラマTV(旧スーパーチャンネル)のセレブリティファイルで取り上げられないかなぁ、と思っていた「ダラス」がようやく On Air された。 (2007年の5月からちょくちょくリピート放送されている。) 元の番組は、「E! True Hollywood Story」(2000年8月13日米放映)。

この番組のためにインタビューを取れなかったと思われるキャストについては、過去に別番組に出演した時のインタビューなどを引っ張ってきている。 どこからどこまでがキャストの本音かはわからないが、なかなか面白かった。 WWWやら洋書やら、いろいろ情報を得る手段はあるのだが、やはりキャストの生の声というのは(翻訳してもらわないとわからないが)、説得力がある。

「ダラス」というドラマが生まれたきっかけは「Knots Landing」だったというのは意外だった。 だって、それ、スピンオフした方のドラマじゃないかぁー。 「ダラス」がブレイクしたおかげでボツになった「Knots Landing」の構想が日の目を見たというからくり。 油田を所有する大金持ち一家の物語という発想自体は、派手な物語をからひねり出した思いつき。 向こうのバブリーな時代にマッチさせたというか、マッチしたというか...。

ドラマが徐々に失速していった背景の一つに、石油業界も失速していったことがあるのかと想像していたのだが、それについては不明。 ドラマのスタッフの中心人物カッツマン氏が、外れたことが、最大の原因らしい。 カッツマン氏不在のドリーム・シーズン。 確かに、アンジェリカを始め女性が活躍したシーズンである。 あれはあれで面白かったんだけどなぁ...。 むしろボビーが抜けた穴を埋められなかったのが失速の原因ではないかと...。 それ以前にエリーさんの交代劇でなんとなく白けたというのもあるような気がする。 一度、白けてしまうと、なかなか再浮上するのは難しい。 で、その頃には、ストーリーありきよりも、キャストありき、キャラありきで物語が進行していく。 その辺は、ドラマを見ていてもなんとなく想像がつくところ。 ルーシーなんて、扱いにくいキャラだったんじゃないかな。 高騰するキャストのギャラ、多くなるキャストの要求…。 どちらかというとソープなドラマなので、一つの目標に向かってスタッフ、キャスト一丸となってとは行かないだろう。 よって崩壊...となるところを、よく持ちこたえたと思う。

インタビューから察するに、ドラマを始めた頃は、実力のあるキャストも仕事にありつけず役を切望していた感じ。 実力のあるキャストが、ドラマの人気上昇と共に高額なギャラを要求するようになるのは当然と言えば当然。 そういった演技力でドラマを支えるキャストがいたからこその部分は否定できないだろう。 一方、演技力よりも綺麗であればいい、みたいなキャストもいて…。 「ダラス」というドラマでステップアップして、成功して、高額ギャラがとれる人材に成長していった。 皆様、やり手でございますな...。 それがハリウッドという所なのだろう。

こういった裏事情をかなりドラマチックに演出していたように思う。 こうやって見せてくれれば、裏事情も面白おかしい。 ダスティよりももっと主要キャラいるんだろーと思ったが、インタビューとれる人が限られるだろうから、よく網羅した、という感じかな。

さてさて、こうなったら後は2時間スペシャルのTVムービーの方の放映をして欲しいのだが…。

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