夜道。閑静な住宅街。信号のない交差点。

ちょっと抜け道っぽいところなので車は来る。 だけれども、慣れた道なのでボーっと歩いていた。 バイクらしき物体が近づいているのは頭の片隅でわかっていたのだが、まさか、まっすぐそのまま突っ込んでくるとは思わなかった。 思わなかった...なんて、良い子のお子様に指導できる態度ではないのだが、いい加減、未来も将来もたいして残っていない大人なのだから、その辺は許してもらおう。

そう、その原付、まっすぐ一時停止もせずスピードも落とさず十字路に突っ込んで来た。 危うく衝突しかけたところ、相手が半ば転倒しかけて停止。 あー、ちょっと申し訳ない(ボーッとしていたことは否定できない)と思ったのだが、相手の一言「あっぶねぇな」にプチッ！ 「どっちがー？」と思いっきり言い返してしまった。

「すみません」と言葉だけでも出てくると思ったのに、いったい何〜？ あのねぇ、信号のない十字路なんだから、車は一時停止するのが基本でしょ？

とりあえず事故にならなくて良かった。 先日の事故の一件以来、タクシーの前を横切るときは、運転手をにらみつけて横切るようにしているのだが、やっぱりすべての運転手ににらみをきかせて渡らないと、通りも渡れないのか....。