カメラ系の話題が続くが…
かつて写真部に所属していたからって写真を撮るのが上手とかある程度の知識があるは限らないんだなぁ…。
ま、当たり前のことなのだが。
私が写真部をたった一年で止めてしまったのも、部長というか先輩の経験の少なさにがっかりしたからなのだ。
なぜか後輩である私たちの方が現像の経験も焼き付けの経験も多かった。
しかも弱小部だったので予算もとれない。
せっかく暗室があるのに、自分で現像も焼付けもほとんどできなかった。
今思えば、予算がとれなかったら自己負担する、という解はなかったのだろうか。
上下関係の厳しい部活動。
先輩という目の上のたんこぶ(!)の前ではいずれにせようまくいかなかっただろう。
さんざん「生意気」と言われたような気もするが、もう忘れた(爆)。
それでは当時どれだけの写真を撮っていたかというと、恥ずかしくてとても人には見せられない(爆)。
しかし、絞りとシャッタースピードと露出とISO(最初に写真を撮り始めた頃はASAだったんだけど…)の関係、短焦点レンズでのアングルのとり方(未だに黄金率を意識して撮ることはできないが…)など、その頃、得たものは今役立っていると思う。
知識はジュニア向けの入門書を2冊ほど読んだだけ。
現在では新しいデジカメの使い方がさっぱりわからない私も、当時はスポンジのように知識を吸収していたんだなぁ…。
カメラを構えると被写体に逃げられるので、ファインダーから目をを外して写真を撮る、なんていうのもよくやった。
それ、今でも時々役にたっている(爆)。
今、写真を撮ることに夢中になり過ぎないで写真を撮れる…つまり自分の手の延長のような感覚でシャッターを押せるのは、当時、培った感覚のおかげなのだろう。
少ないお小遣いの中からひぃひぃ言って出していた現像代やプリント代…。
一枚一枚を撮るのが真剣勝負だった。
その後、写真に対してテンションの低いときもあれば高いときもあり。
一眼レフから遠ざかってコンパクトカメラの出動回数の方が多い時期もあったが、それでも結構コンスタントに撮り続けてきた。
そして今につながっているんだな。
…と書くとさも上手に写真を撮るように思われてしまうかもしれないが、そんなことはありません。
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