宝の持ち腐れ、箪笥の肥し状態だったハイエンドコンデジのカメラを活用するようになって半年あまり…。
未だに「何?この表示は!?」「あの設定どうやるんだっけ?」と使いこなしていない部分は多々あるのだが、さすがに、このカメラで撮った写真を見て「自分の撮った写真ではないみたい」と思うことはなくなった。
徐々にではあるが、ファインダーをのぞいた時に写真の仕上がりについてもイメージできるようになってきた。
とはいえ、これはEVF…Electric View Finder…撮像素子から得られた情報を電子的に投影しているファインダーだ。
見たままを写せるという意味では、一眼レフ以上に期待できるものはあるのだが、
- 表示にタイムラグがある
- 解像度が低く、合焦点を確認しにくい
というデメリットがある。
タイムラグは技術の進歩が解決していくように思う。
解像度が低く、合焦点を確認しにくいのは、一部を拡大する機能を備えることで解決している機種も最近ではある…が、そこにワンクッション必要なのは一眼レフに比べてデメリットだ。
加えてシャッターのライムラグ。
現時点では慣れもあり、やはり一眼レフの方が馴染む。
デメリットを補うためについつい「下手な鉄砲も数撃ちゃ〜」な撮り方をしてしまうし、ピント合わせに関しては被写界深度が深いのを利用…つまり手抜きだ。
古めの機種だけあってISO400が実用的限界というのも辛い。
シャッタースピードの遅さをアンチシェイクでは補えない場面だってあるのだ。
ISO800くらいが普通に使えればもう少し楽なのに…と思ってしまう。
なんでこんなことを書いているかというと、今後このカメラを使い続けていくのか、新しい機種に替えたいのか(デジカメの世界は日進月歩だからね)、自分はどういう写真を撮りたいのか…いろいろ考えることがあるからだ。
はてさて、どうしようかな…。
PR