新しい携帯端末を選ぶ際、一応、それまで使っていたのと同じメーカー製の端末にした。
…が、やはりPHSと携帯の差は大きい。
これはちょっとしたカルチャー・ショックだ。
やっぱりバーコード・リーダーは便利だ。
最近は、モバイル用URLをQRコードで表示するだけで、文字表示を併記していないケースが多い。
これではPHSのブラウザ・ホンではお手上げ。
URLがわかったところで、携帯向けにしかサイトを作られていない所もあるが、シンプルなページだったら、PHSのブラウザ・ホンでも充分表示できるだけに、悔しい思いをすること何度か...。
他人の携帯でQRコードを読んだりして、あぁ、面倒。
失くした方の旧端末がない状態で、電話帳復活をどうしようかというのはちょっとした悩みだ。
今まで失くしたり壊したことがなかったこともあり、そうこうしているうちに PHS からデータを吸い出す手段は非常に敷居が高くなってしまった結果、電子的なバックアップは取っていない。
そういう意味では、落としたとはいえ、その中の情報を一括で吸い取られるリスクも0とは言わないが、低い。
どうやら電車の中で拾われてすぐに届けられたようなので、悪用された可能性は限りなく低い。
電鉄会社の遺失物センターに何度も電話したのだが、センターのデータベースに登録される間もなく警察署に届けられたようだ。
なので、次なる問題は自分の電話帳復活。
やはり、地道に入力していくしかないか...
しかし携帯のキーでは面倒でしょうがない。
メールを送ってもらってコピー&ペーストを繰り返していく方法も、思った以上に面倒。
自分のミスなのでそんなことで面倒だとへこたれている場合ではないが、なんとか省力化したい。
パソコンのキーボードで入力できれば楽なのだが、はて、どうやって携帯にデータを送るか。
ちなみにまだUSBケーブルもメモリカードも買っていない。
そこで思いついたのがQRコード。
これ、便利。
電話会社のフォーマットに合わせてデータ入力してQRコード変換して(もちろん作業はパソコン上)読み込ませて電話帳登録!
楽!
感動。
しかし、この電話会社のフォーマットって会社ごとに異なっていて互換性が無いようだ。
名刺に印刷するには使えないな…。
さて不便になったこと。
POP認証でプロバイダ・メールを読めなくなった。
Webmailを利用すれば携帯上での読み書きはできる。
…が、受信BOXに入らないのがなんとなく慣れないせいかもしれないが使いづらい。
PHSは、一般電話の子機にしてデュアルで利用することができた。
携帯では子機にならないのが“超”不便。
我が家では、さらに電話が玄関のインターホンを兼ねているから、以前はPHS一台持っていれば、個人的にかかってきた電話も家にかかってきた電話も来訪も全部受けられた。
しかも、PHSの電話帳を利用して、家の電話から発信することができる。
当たり前にやってきたことが出来なくなるギャップは大きい。
もちろん、携帯発信で良ければそのままかけてしまえばいいのだが、通信料が高いのが気になってしまう。
PR